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2022年、J1戦力分析(6)


 ◇3連覇へ戦力充実  【川崎】選手層の厚さは随一。補強の目玉は札幌から加入したチャナティップだ。昨季23ゴールで得点王に輝いたレアンドロダミアンらとの連係が早い段階で深まれば、前線は一層脅威になる。  昨季終盤にルーキー橘田が本職ではないアンカーに定着。鬼木監督は柔軟な起用で選手の可能性を伸ばしてきただけに、松井、佐々木ら大卒新人にもチャンスがあるか。複数ポジションをこなせる旗手は抜けたが、新たな台頭が期待される。  チーム内の激しい競争こそ王者たるゆえん。若手の突き上げが加われば、史上2クラブ目のリーグ3連覇と悲願のACL制覇は現実味を帯びる。  ◇守備も攻撃的に  【広島】ギリシャ代表のほかドイツ、トルコの強豪クラブで指揮を執った経験豊富なスキッベ新監督の下、若手育成に力を注ぐ。新型コロナウイルスの影響でドイツ人監督の来日が遅れているが、オンラインでの指導で攻撃的な戦術の浸透に取り組んだ。  攻撃は少ないタッチでゴール前に運ぶ形が理想。守備でも攻める意識を持ち、前線からプレスをかけて、ボールを奪い速攻を仕掛ける。荒木を中心としたリーグ屈指の守備陣は高いラインを保ち、コンパクトな陣形をつくる。期限付き移籍から復帰した野津田、川村らボランチに定着する選手が現れれば、安定感のある戦いができそうだ。  ◇得点力向上がカギ  【清水】主力のほとんどが残留し、戦力ダウンはない。昨季終盤から指揮を執る平岡監督の下、ロティーナ前監督が築いた堅守がベース。2年続いた下位から抜け出すには、得点力の向上がカギになる。  昨年13ゴールを挙げたチアゴサンタナ頼みから脱却できるか。柏から加入した24歳の神谷はFW、MFをこなせて運動量が豊富。ともに20歳MFの鈴木唯、松岡は追加招集ながら日本代表の国内組合宿に参加するなど伸び盛りだ。若手の成長がチームの躍進に直結する。  DFラインは安定感がある。日本代表GKの権田を中心に粘り強く守り、早い時期に攻撃の形を固めたい。(了) 【時事通信社】
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