尾崎直、塩谷両氏が殿堂入り＝松山、稲見、笹生に特別賞―プロゴルフ

　日本プロゴルフ殿堂（松井功理事長）は１日、第９回顕彰者としてプレーヤー部門で尾崎直道氏（６５）と塩谷育代氏（５９）、レジェンド部門で故山本増二郎氏、故古賀春之輔氏、安田春雄氏（７９）の殿堂入りを発表した。 　昨年、マスターズ・トーナメントを制した松山英樹、東京五輪の女子で銀メダルを獲得した稲見萌寧、全米女子オープンで優勝した笹生優花には特別賞を贈る。　 　徳島県出身の尾崎直氏は、尾崎３兄弟（兄は将司、健夫）の末弟。ツアー通算３２勝の永久シード選手で、１９９１年と９９年には賞金王に輝いた。塩谷氏は愛知県出身で、出産を挟んでツアー通算２０勝。９２年と９５年に賞金女王となった。 　山本氏は戦後のプロゴルフ界復興に尽力。古賀氏は６３年から８３年まで日本プロゴルフ協会の副理事長を務めた。安田氏は国内１５勝のほかフィリピン・オープンなど海外でも３勝を挙げた。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕２０１４年のミズノオープンでティーショットを放つ尾崎直道＝１４年５月、岡山・ＪＦＥ瀬戸内海ＧＣ 〔写真説明〕２００２年のヴァーナルレディースでティーショットを放つ塩谷育代＝０２年５月、福岡・福岡センチュリーＧＣ