なんて意気込んでいらっしゃる方は多いのでは?
ところが意気込みとは裏腹に、何からしたらいいんだろう? と思っておられる方も多いと思います。
まず一番にして欲しいこと
意味がわかりづらいかもしれませんが、方法はいたってシンプルです。
・すべての手持ち通帳の記帳をすませ、手元に持ってきます(家族の分も含めて)
・保険証券を手元に持ってきます(家族の分も含めて)
・有価証券を手元に持ってきます(家族の分も含めて)
・固定資産税の納税通知書を手元に持ってきます(複数の物件をお持ちの場合はすべて)
・「平成28年12月31日現在」の状況ということで、一覧表にまとめます
たったこれだけです。
どの金額を一覧表にまとめるの?
通帳
・ 銀行ごと
・ 預金の種類ごと
定期預金や定期積立金については、利息分もあると思いますが、そこは気にせずに、まとめてください。
保険証券
(解約返戻金のないものは0(ゼロ)円)で、記入してください。
・ 契約者ごと
・ 保険会社ごと
・ 保険の種類ごと
保険の種類が分からなければ、書かなくても良いです。
有価証券
・ 証券会社ごと
・ 商品ごと
固定資産税の納税通知書
・ 住所ごと
・ 土地ごと
・ 家屋ごと
ローンがある場合
住宅ローンや自動車ローン等がある方は、
・ ローンごとにその残高を「マイナス」で記入
どうですか。難しいですか?
これで、ざっくりの現状把握となります。
これを毎年あるいは半年ないしは3か月に1度行うだけで把握ができます。
何が把握できるのですか?
・ プラスの財産とマイナスの財産の増減
・ プラスの財産とマイナスの財産の差 → 純資産の把握
これらを把握することで、お金を貯めるぞ、と意気込んだ第一歩である「現状把握」の完成です。
継続して現状把握を続けることで、お金を貯める体質に変わっていきます。そして、さらなるステージへ!(執筆者:秋口 千佳)