病院での待ち時間や検査の手間など、何だかんだと半日以上かかることもある健康診断。
必要とは分かっていても、病院に行くことをためらってしまうという人も少なくないでしょう。
そんな人にオススメしたいのが「スマホdeドック」。
自宅で血液を採取し、スマホやPCで検査結果が見られるという嬉しいシステムです。
スマホで健康診断が出来ちゃうシステム
KDDIが行なっている「スマホdeドック」。
糖尿病や心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞などといった病気のリスクが分かるようになっています。
使用するのは厚生労働省からも承認を受けた世界標準の検査精度を誇る血液検査セット。
従来の血液検査の約150分の1の量の血液(0.065ml)で検査が可能です。
・ 肝機能 … AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)
・ 糖代謝 … 血糖、HbA1c
・ 腎機能 … クレアチニン、尿素窒素
・ 栄養状態 … 総タンパク、アルブミン
・ 尿酸 … 尿酸
以上14項目の数値が分かるようになっています。
検査結果は全項目の数値からA~Dの4段階で判定し、医学的コメントも表示されます。
A … 基準値内
B … 軽度異常値
C … 高度異常値
D … 医療の必要あり
また数値を悪化させる要因や改善するためのアドバイス、複数回利用している人の場合には数値をグラフ化して分かりやすく表示します。
更に自宅周辺の病院検索や病名の検索機能も利用でき、まさに至れり尽くせりのシステムなのです。
スマホdeドックの利用方法
ネットで申し込み
↓
1週間程度で血液検査のセットが届く
↓
セットの中の専用器具を使って自分で採血
↓
採血した血液の入った容器を封筒に入れてポストに投函
↓
約1週間で結果のメールが送られて来る
このように至ってシンプルなシステムです。
費用は4,980円(税・配送料別)
クレジットカード払い、コンビニ支払い、auかんたん決済でのお支払いが可能となっています。
スマホdeドックを導入している自治体も
スマホdeドックを導入している自治体では、特別価格で検査を受けることができます。
2017年1月31日まで無料もしくは特別価格にて検査が受けられる自治体
北海道石狩市
1,000円
石狩市在住で国保加入の方
昭和52年4月1日~昭和57年3月31日生まれの方
東京都府中市
無料
府中市在住で国保加入の方
昭和51年4月1日~昭和52年3月31日生まれの方
平成28年度中に府中市特定健診未受診の方
神奈川県綾瀬市
無料
綾瀬市に住民登録している方
平成8年4月2日~平成9年4月1日生まれの方
静岡県沼津市
800円(先着665名様)
お申し込みの時点で沼津市の国保加入の方
昭和52年4月1日~昭和62年3月31日生まれの方
滋賀県大津市
1,500円
大津市にお住まいで国保加入の方
1977年4月2日~1978年4月1日生まれの方
岡山県総社市
500円
お申し込みの時点で総社市の国保加入の方
昭和52年4月1日~平成9年3月31日
2017年2月28日まで無料もしくは特別価格にて検査が受けられる自治体
北海道旭川市
無料(先着700名様)
旭川市在住で国保加入の方
昭和57年4月1日~昭和62年3月31日生まれの方
福島県会津若松市
無料(先着50名様)
会津若松市在住で国保加入の方
昭和52年4月1日~昭和53年3月31日生まれの方
埼玉県杉戸町
1,000円(先着50名様)
杉戸町在住で国保加入の方
昭和52年4月1日~昭和53年3月31日生まれの方
平成28年度に国保健診未受診の方
神奈川県鎌倉市
2,400円
鎌倉市に住所を有する方
昭和53年4月1日~平成9年3月31日生まれの方で次に該当する方
国保加入の偶数年齢男女
国保未加入の偶数年齢女性
社会保険加入の偶数年齢男性
前年度偶数年齢時に当該健診未受診の方
また鎌倉市市民健康課が発行する受診券をお持ちの方は、誕生月によって受付期間が異なるため詳細はお問い合わせください。
岐阜県美濃市
無料
美濃市在住で国保加入の方
昭和52年4月1日~平成9年3月31日生まれの方
愛知県安城市
500円
安城市国保加入の方
昭和52年4月1日~平成9年3月31日生まれの方
平成28年度安城市ヤング健診を受診されていない方
沖縄県那覇市
無料
那覇市の国保加入の方
昭和42年4月1日~昭和62年3月31日生まれの方
過去3年間(平成25~27年度)特定健診未受診の方
平成27年度実証事業の申し込みを行なってない方
那覇市特定健診課より案内状が届いている方
体調管理の第一歩
「小さな子どもがいて手が離せない」
「定期検診に行く機会がない」
などの事情で、なかなか病院で検査を受けられない人にとってはオススメの「スマホdeドック」。
自宅にいながら血液検査ができ、スマホやPCで検査結果が見られるという簡単で手軽、そしてシンプルなシステム。まずは自分の体調管理の第一歩として、この機会にぜひチャレンジしてみませんか?(執筆者:藤 なつき)