
2025年4月22日
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 大友浩嗣
大阪市北区梅田3-3-5
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大友浩嗣)は、Airbnb(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、日本語名:エアビーアンドビー)の日本法人であるAirbnb Japan株式会社(以下、Airbnb Japan)と、多様化するライフスタイルや滞在ニーズに対応し、地域社会と共に持続可能な価値を創出することを主な目的とした包括連携協定(以下、本協定)を2025年1月6日に締結しました。
そしてこのたび、2社初の共同プロジェクト「(仮称)台東区寿三丁目計画」(東京都台東区、地上10階建て、17室)を2025年5月15日に着工します。
【表】
大和ハウスグループは、「第7次中期経営計画」において、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として循環型バリューチェーンモデルを磨き、社会インフラの価値や人々の生活文化を創造しています。ホテル事業においては、インバウンド需要を捉えたホテル開発やマネジメントコンストラクト(MC方式)(※)での運営、リゾート型ホテル開発など、グループ一気通貫で多様なホテル事業を展開しています。
Airbnbはこれまで、世界最大級の宿泊予約プラットフォームとして、様々な滞在体験を世界中に届けてきました。日本では、暮らすように旅することを念頭に置きつつ、日本各地の特色ある地域資源を活かした持続可能なコミュニティの醸成に取り組んでいます。
そのような中、当社は、インバウンド需要の成長や多様化に備えたアパートメントホテルの供給拡大、多様な暮らしと旅を支える社会インフラを共創させるため、本協定を締結。当社の様々な不動産開発実績とAirbnbのグローバルプラットフォームとしての国内外のネットワークの強みを活かすべく両立できるよう取り組みます。
今回着工する本プロジェクトは、長期滞在でその地域を楽しむゲストに向けた、新しい滞在スタイルの次世代アパートメントホテル「Sumu powered by Airbnb Partners(スム・パワード・バイ・エアビーアンドビーパートナーズ)」のブランドとして展開する初の施設です。今後当社は、東京都心を中心に当ブランドのアパートメントホテル開発を2棟予定しています。
両社は今後も、地域社会との共生やライフスタイルの多様化といった社会的課題に向き合いながら、価値共創を進めます。
※. ホテルの「所有」「経営」を担う会社が、ホテルの「運営」の部分だけを別の会社に委託する運営方式。
1.本協定の期間
2025年1月6日(月)~2027年1月5日(火)
2.本協定の主な概要
・新しい滞在体験ニーズに応える宿泊施設の創出
インバウンド需要の本格的な回復を見据え、長期滞在やグループ利用、地域ならではの体験といった新しい滞在ニーズに応える宿泊施設の在り方を検討。地域と共生しながら付加価値のある滞在体験を提供することを目指します。
・変化するライフスタイルに向けたインフラ・サービスの創出
多拠点生活や一時利用、ワーケーションといった柔軟な暮らし方に対応できる住空間やサービスの可能性を探ります。自治体や地域企業と連携しながら、制度や地域特性を踏まえた環境整備、仕組みづくりにも取り組みます。
・地域資源の活用と地域社会の活性化に向けた検討
遊休不動産や文化的資源の新たな活用方法を共に検討し、交流人口の創出や地域の魅力発信につなげていきます。両社のネットワークと知見を融合させることで、持続可能な地域づくりの実現を目指します。
3. 「(仮称)台東区寿三丁目計画 」建物概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M000427/202504227737/_prw_PT1fl_f9L5UTGV.png】
【表】
<Airbnbについて>
Airbnbは、2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えた2007年に誕生しました。それ以来、ホスト数は500万人を超え、世界のほぼすべての国と地域で、20億回以上ゲストをお迎えしてきました。訪れるゲストが街や人とのつながりを肌で感じながら世界を旅できるよう、ホストの方々はユニークな宿 泊先やほかではできない体験を日々ご提供くださっています。
URL:https://news.airbnb.com/ja/