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26卒の初任給、21万円台に突入 !都道府県別では秋田、業種別では金融・保険・証券が1位


株式会社フロッグが発表したレポートによると、2025年3月卒業予定の26卒向けの求人サイトでは、初任給が平均216,621円と初めて21万円台に達しました。特に金融・保険・証券業界での増加が顕著で、SBI岡三アセットマネジメント社では業界最高の375,000円を提示しています。地域では秋田県が最も大きな上昇を示し、地方での初任給上昇が目立ちます。求人動向としては、サービス業界が求人数を増やす一方、ITやコンサルティング業界は減少しており、業種別に差があります。企業の採用意欲は依然として高まりを見せており、特に地方での人材獲得競争が激化しています。

26卒の初任給、21万円台に突入 !都道府県別では秋田、業種別では金融・保険・証券が1位
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株式会社フロッグ(東京都千代田区)は、2025年3月卒業予定の大学生・大学院生(以下、26卒)を対象とした求人サイト(マイナビ、リクナビ)の最新動向を分析した「2025年3月度 26卒ナビサイト速報レポート」を発表しました。

同社が収集した求人媒体のビッグデータによると、26卒向けの求人サイトに掲載された求人数は41,342件で、前年の25卒向けから739件(1.76%)減少しました。一方で、平均初任給は216,621円となり、25卒から7,866円(3.77%)増加。初めて21万円台に突入し、企業の人材獲得競争の激化を示す結果となりました。

初任給の価格帯別分布を見ると、25卒と比較して「22万円台以上」の割合が増加。特に「金融/保険/証券」業界では、前年比11,904円増と最も大きな上昇を示しました。SBI岡三アセットマネジメント株式会社の大学院卒総合職を対象とした375,000円が、業界最高額となっています。

地域別の動向では、初任給の増加額が最も大きかったのは「秋田県」で11,480円の上昇。続いて「高知県」「沖縄県」「宮崎県」「岩手県」と、地方での初任給上昇が目立ちました。これらの地域では2024年度の最低賃金引き上げ率が全て6.0%を超えており、最低賃金の上昇と初任給の増加に相関関係が見られます。

業種別の求人数では、「サービス/レジャー/フード」が前年比390件増と最も増加。一方で「IT/Web/ゲーム/通信」や「コンサルティング/専門事務所」では減少が見られ、業界による採用動向の差が浮き彫りとなりました。

フロッグ社の阪野香子代表取締役は「今回の分析結果から、企業の採用意欲は依然として高く、特に地方での人材獲得競争が激化していることがわかります。また、業界によって採用動向に差が出ていることから、学生の皆さんには幅広い視野を持って就職活動に臨んでいただきたいと思います」とコメントしています。

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