「家事ヤロウ!!!」で人気のコーナー地味だけど効く節約術があります。
家事初心者でも気軽に挑戦しやすい、ライフハックを紹介しています。
お掃除の裏技や電気代を安くする方法まで様々なテクニックが紹介されていますが、本記事でピックアップするのは2024年9月24日放送分の「角上魚類」でインタビューされていた常連さん考案の節約レシピです。
一般家庭や社内パーティーなどのイベント先へ華やかなグルメを届けている出張シェフ、久保田さんのレシピが発想から仕上がり、コストパフォーマンスに至るまで非常に素晴らしかったので、過去の放送を参考にしながら再現しました。
冷凍肉の収納術についても紹介します。
お肉なし!ヴィーガントマトパスタ
お肉を使っていないためカロリーも材料費自体もグッと抑えることができます。
材料【4人前:1人当たりの材料費 96円】
・ショートパスタ 250g
・カットトマト缶 1缶
・水 トマト缶の半分程度
・茄子 1本
・マッシュルーム缶(スライス) 1缶
・にんにく 2片
・昆布茶、レモン汁 各小さじ2
・塩胡椒、チリペッパー 各適量
・サラダ油 大さじ1強
作り方
茄子は粗みじん切りに、にんにくはみじん切り、マッシュルームはスライスされている状態から更に縦半分に切ります。
鍋にサラダ油を熱し、にんにくを加えます。香りが立ってきたら茄子→マッシュルームの順番で炒めていきましょう。
茄子がしんなりしてきたらカットトマト缶・水を加え、約5~6分程度を目安に弱めの中火で煮込んでいきます。
お好みの水分量になるまで煮込み、昆布茶・レモン汁・塩胡椒・チリペッパーで味を整えます。
パッケージの表記時間通りに茹でたペンネを4に加え、さっとかき混ぜたら器に盛り付けて完成です。
節約ポイント
出張シェフの久保田さんはこちらのレシピに昆布出汁を使用していましたが、時短と更なる節約を目指して真昆布でとった出汁の代わりに昆布茶(ダイソーの商品)を加えてみました。
カツオの香草パン粉揚げ
香草と聞くとバジル・オレガノなどのイメージが強いかと思いますが、こちらは冬の時期に安価で手に入りやすい春菊を衣用のパン粉にブレンドするという天才的発想のレシピ。
カツオ特有の血生臭さを一切感じることなく、まるでローストビーフを食べているかのような贅沢な味わいを楽しむことができます。
材料【4人前:1人当たりの材料費 291円】
<材料A>
・カツオの柵(刺身用) 300g
・冷凍パプリカ、ベビーリーフ、塩胡椒、揚げ油 各適量
<材料B>
・ゆで卵(みじん切り) 3個
・マヨネーズ 大さじ4
・粒マスタード 大さじ2
・砂糖 小さじ1杯半
・レモン汁 小さじ1/2
・塩胡椒 適量
<材料C>
・卵 1個
・小麦粉 適量
・パン粉 1カップ
・粉チーズ 大さじ1
・春菊 1把
・くるみ 50g
作り方
春菊はみじん切りにしておき、半日程度日干しをして乾燥させます。
カツオはピンセットで骨を取り除き、表面に塩胡椒をまぶします。
材料Bを全て混ぜ合わせ、タルタルソースを作っておきます。
ボウルに1の春菊・パン粉・粉チーズ・粗みじん切りにしたくるみを混ぜ合わせます。
2のカツオの表面に小麦粉→溶き卵→4の順番で衣をまぶします。
フライパンに揚げ油を注ぎ入れ、170度に熱します。
5の衣をまぶしたカツオを投入し、片面10秒ずつ揚げていきます。(加熱しすぎると身が硬くなるため、ミディアムレアに仕上げることを意識するようにして下さい。)
食べやすい大きさに切り分け、ベビーリーフを敷いた器に盛り付けます。
カツオの香草パン粉揚げの上にタルタルソース・細切りのパプリカをトッピングして完成です。
節約ポイント
もし香草パン粉が余った場合、ジッパー付きのポリ袋に入れて冷凍保存するようにしましょう。
約1カ月程度持ちますので、グラタン・じゃがいものパン粉焼きなどのメニューにアレンジすることをおすすめします。
意外性抜群!?冷凍肉の便利な収納テクニック
同じく2024年9月24日放送分の家事ヤロウでは取材先の「ジャパンミート」でお肉を爆買いしていたご夫婦の家に訪問し、普段の食生活に密着という流れがあったのですが、特に驚いたテクニックは書類ケースの中にお肉を入れて冷凍するという裏技です。
この収納方法は見た目も綺麗に整い、中身が飛び出て冷凍庫内が汚れてしまうということがないので衛生的にも清潔な状態を維持することができます。
書類ケースに入れる際は、必要な分だけ取り出せるよういくつかに小分けし、ポリ袋かラップに包んでから保存するようにしましょう。
お肉に限らず、今回使ったようなカツオの柵を冷凍保存したい時にもおすすめです。
節約しながらも絶品料理を堪能
出張シェフ、久保田さんのモットーは予算以内にしっかりと抑えつつも家庭では普段食べられない珍しい料理を作ることなんだとか。
いずれのレシピもトマト×昆布、春菊×カツオなど思いもつかない組み合わせの材料が登場していますが、味の良さはもちろん、見た目も華やかな仕上がりでさすがプロの成す技は違う!と再現しながら大変感服致しました。
もうすぐ美味しいグルメが欠かせないクリスマス・大晦日といったイベントが目白押しのシーズンに入りますので、節約しながらも絶品料理を堪能したいという方は試してみてください。