郵便受け・宅配ボックスシェアNo.1の株式会社ナスタは、東京都が推進する「再配達削減等の物流効率化に向けたプロジェクト:東京物流ビズ」の取り組みに賛同し、「再配達削減に向けた啓発活動支援事業」へ参画することを発表しました。この取り組みの一環として、ナスタは置き配バッグ3000台を無償で提供します。
この取り組みの背景には、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制が適用されることによる輸送能力不足への懸念があります。国は2024年度に再配達率6%を目指すことを発表し、多様な荷物の受け取り方を推奨しています。
しかし、宅配ボックスの設置率は全体で40.5%にとどまっており、特に戸建住宅やアパートでの設置率が低いことが課題となっています。また、置き配の普及が進んでいるものの、荷物の盗難や汚れ、水濡れなどの不安が払拭できていないのが現状です。
ナスタは、安全安心な置き配サービスの普及を促し、物流課題解決に取り組んできた実績から、東京都のプロジェクトに賛同しました。今回の取り組みでは、折り畳み式簡易型宅配ボックス「Nasta Box SOFT」3,000台を無償提供します。
対象は東京都内在住の方で、1世帯1回限りの応募が可能です。応募期間は2024年10月21日から11月24日までで、商品配布は12月2日から20日にかけて行われます。応募者は置き配バッグ使用後、東京都からのアンケートに回答する必要があります。
この取り組みを通じて、再配達削減と宅配ボックスの普及促進が期待されます。
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