マイボイスコム株式会社が実施した最新の炭酸飲料に関するインターネット調査によると、炭酸飲料の飲用者は全体の74%に上ることが明らかになりました。この調査は2024年7月に行われ、炭酸水やフレーバーウォーター、エナジードリンクは含まれていません。
調査結果によると、週1回以上炭酸飲料を飲む人は3割強で、特に男性や若年層で高い傾向が見られました。
飲用場面としては、「のどが渇いたとき」が40.4%で最も多く、次いで「休憩中・休み時間」が31.0%、「スカッとしたいとき」が30.4%となっています。
飲用頻度が高い層では、「お風呂あがり」「食事と一緒に」「食後」の比率が高くなっており、日常生活の様々な場面で炭酸飲料が親しまれていることがうかがえます。
直近1年以内に飲まれた炭酸飲料のブランドでは、「コカ・コーラ」が40.0%でトップ、続いて「三ツ矢サイダー」が39.4%、「カルピスソーダ」「コカ・コーラ ゼロ」「C.C.レモン」がそれぞれ20%台となっています。若年層では「三ツ矢サイダー」「ファンタ」の人気が高く、男性若年層では「カルピスソーダ」「三ツ矢特濃スカッシュ」「C.C.レモン」の比率が高くなっています。
炭酸飲料選定時の重視点としては、「味、飲み口」と「価格」が5~6割を占め、「商品ブランド」が35.2%と続きます。
飲用頻度が高い層では、「強炭酸」「カロリーゼロ」を重視する傾向が見られ、健康志向の影響がうかがえます。
今後飲みたい炭酸入り飲料については、「炭酸飲料」が52.1%でトップ、「炭酸水」が25.8%、「炭酸入りフレーバーウォーター:甘くない」が17.6%と続きます。「炭酸飲料」は男性や若年層で、「エナジードリンク」は男性10~40代で、「炭酸水」は女性50代で高い傾向が見られました。
この調査結果から、炭酸飲料市場では従来の人気ブランドが強さを維持しつつも、健康志向やカロリー控えめの製品への需要が高まっていることが分かります。また、飲用シーンの多様化や年齢・性別による嗜好の違いも明確になり、今後の製品開発やマーケティング戦略に影響を与える可能性があります。
炭酸飲料業界は、これらの消費者ニーズの変化に対応しつつ、新たな市場開拓や製品イノベーションを進めていくことが求められそうです。
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