スマホ決済「d払い」では、コード決済以外にも電子マネー「iD」による決済が可能です。
なかなか便利な機能ですが、間もなく新規登録ができなくなりますので注意してください。
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d払い(iD)とは?
≪画像元:NTTドコモ≫
d払いには、「d払い(iD)」(旧dカードmini)という機能も含まれています。
電子マネー「iD」をd払いアプリ上で利用できる機能で、利用の際にアプリをいちいち立ち上げる必要がありません。
通常のd払いと同様、200円利用ごとにdポイント1ポイントが還元されます。
d払い(コード決済)とd払い(iD)の違い
≪画像元:NTTドコモ≫
d払い(コード決済)とd払い(iD)には、以下のような違いがあります。
d払い | d払い(iD) | |
利用可能端末 | 多くの機種で利用可能 | おサイフケータイ搭載のAndroid端末のみ |
利用可能店舗 | 街・ネットのd払い加盟店 | 全国のiD加盟店 |
支払元 | 残高・クレカ・ポイント払いなど | 電話料金合算払いのみ |
使用感としては、d払い(iD)の方がスピーディーに利用でき、d払いは若干もたつく印象です。
ただし、dポイント加盟店ではアプリ1つでポイントカード提示も可能なd払いが有利かもしれません。
お得なキャンペーンはd払いが対象のことが多く、d払い(iD)が対象外のキャンペーンも少なくありません。
10/10でd払い(iD)の新規申込、カード情報再発行を停止
≪画像元:NTTドコモ≫
ところが10月10日をもって、d払い(iD)の新規申込、カード情報再発行を停止するとの知らせが飛び込んできました。
携帯電話の紛失・盗難・故障など急な携帯電話の変更により、新たなカード情報設定が必要になったとしても、10月11日以降はd払い(iD)の利用再開もできません。
現在利用中の人は引き続き利用できます。
事前にカード情報を預ければOK
≪画像元:NTTドコモ≫
通常の機種変更など時間的に余裕があれば、カード情報を預けてから受け取ることによって、カード情報をそのまま使えます。
以下の流れで、カード情報の受け渡しをしてください。
1.【旧スマホ】iDアプリを起動し、「d払い(iD)」→「カードの更新」を選択
2.【旧スマホ】ネットワーク暗証番号を入力し「手続きを行う」を選択するとカード情報の預け入れ完了
3.「旧スマホ→新スマホ」に機種変更
4.【新スマホ】「機種変更前から「iD」をご利用の方」→「クレジットカードの契約なしで登録する」を選択
5.【新スマホ】ネットワーク暗証番号を入力し「登録する」を選択するとカード情報の受け取り完了
これで、新しいスマホでも引き続きd払い(iD)を利用できます。
「dカードのiD」にするのもあり
≪画像元:NTTドコモ≫
- 機種変更の手続きを忘れた
- 還元率を重視している
- dポイント加盟店で利用する
という人は、d払い(iD)ではなく、dカードに搭載されているiDを利用するのもいいでしょう。
ドコモ回線がなくても利用できます。
d払い(iD)の還元率が0.5%なのに対して、dカードのiDの還元率は1%です。
カード裏面にdポイントカードのバーコードがあるので、1枚で簡単にポイント二重取りができます。
希望の方は10/10までに新規申込、カード情報再発行を
10月10日をもって、d払い(iD)の新規申込、カード情報再発行が停止されます。
利用中の方は引き続き利用可能ですが、dカードのiDに乗り換えるのも手です。
どうしてもd払い(iD)を利用したい方は、10月10日までに新規申込、カード情報再発行をしましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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