気温が高くなってくると、集中力を長時間保ったり、ベストパフォーマンスを出したりするのが難しく感じる時があります。
かと言って、常にエアコンの効いた室内で作業できるとは限りません。
少しでも涼を取れるように、コスパの良い100均の便利グッズを活用しながら、自分で過ごしやすい環境を作っていきましょう。
※価格は全て税込み価格です。
クールリング
こちらは去年大人気で売り切れが続出した「クールリング」です。
(ダイソーでは「クールネック」「クールネックリング」という商品名で販売)
今年は種類が増えて、さらに選択肢が増えて登場しています。
使い方は簡単で、使う前に水につけたり、冷蔵庫で冷やすだけ。
ダイソーのクールネックは24~28℃以下で自然凍結します。(24℃と28℃の2種類)
流水であれば8〜15分、冷蔵庫なら30分、冷凍庫なら20分が目安で凍結します。
冷たくなったら、首にはめるだけで使えます。
結露が出ないので服が濡れないのも嬉しいですね。
水につけるだけで冷たさが復活するという使いやすさが大きな魅力のこのグッズ。
夏は一瞬外に出ただけで汗が噴き出すような気温になることもあるので、ちょっとしたお出掛け、通勤通学、ドライヤーをかけるときなどに首にはめると汗を止めてくれます。
普段エアコンの設定温度を抑えたい方にとって節電対策になりますし、避難袋に入れておくことで夏場の災害時に備えておくのも安心だと思います。
この商品が出る前は、筆者は家に余っている小さい保冷剤をタオルで巻いて使っていたのですが、20分程度で溶けてしまうのが悩みでした。
クールネックなら穏やかなひんやり感は80〜120分程度続くので、行きだけでなく帰りも使えるのはありがたいですね。(個人的には1時間程度な気がします)
ちょっとした移動でもドバドバ汗をかいてしまう人はぜひ試してみてください。
価格は770〜1,100円と100均にしては高価ですが、市販価格が1,000〜2,000円することを考えると、とてもお得です。
ミニ扇風機
100均ではミニ扇風機が販売されているのですが、毎年新しいデザインが加わるので見るだけでとても楽しいです。
今年はレトロな「黒電話型扇風機」550円や、裏側に保冷剤を入れることができる「保冷剤ポケット付ミニ扇風機」550円が発売されていました。
室内が涼しくない状態だと、扇風機を回しても生ぬるい風しか出てきません。
局所的だとしても、保冷剤を介して少しでもひんやりした風が出てくるのなら、勉強机などに置いて使いたいです。
市販のハンディファンや小型扇風機は1,000〜3,000円程度するので、110〜550円で購入できるのはお得です。
ジェルマット
≪画像元:ダイソーネットストア≫
直接保冷剤を肌に当て続けると冷たすぎますし、水気が服に付いてしまうおそれもあります。
座る場所の素材・生地にもよりますが、肌に直接触れる部分にジェルマットを使うことで、体感温度を下げることができます。
日中のスポーツ観戦時などはベンチが熱くなるので、少しでも自衛手段は持っておきましょう。
無地だけでなく可愛らしい柄もあり、効き目は穏やかなので、お子さまやペットなど、自分で体温調節がしにくい方にも使えます。
市販品は1,000〜2,000円程度しますが、100均では110〜220円で購入することができてお得です。
ボディシート
夏場は汗をたくさんかくので、汗ジミやニオイなど気を遣うことが増えます。
移動などで汗まみれになることもあるので、カバンや机、ロッカーなどに汗ふきシートを入れておき、いつでも肌をスッキリさせることができるようにしておくと安心です。
市販品は15〜30枚入りで150〜300円程度ですが、100均は110円と安いので、たくさん使えてありがたいですね。
保冷剤
さまざまな使い道がある保冷剤。
お弁当とセットにして食材の傷みを抑えたり、体のほてりを冷ますアイシングとして使用したり。
大きく分厚い保冷剤はクーラーボックスと一緒に使うことで、外でも飲み物を冷たいまま数時間キープすることができます。
外にお出掛けする人にとって、保冷剤は夏の必需品。
100均にはサイズ・柄が豊富に揃っているので、お気に入りの柄や使いやすいサイズを選んで、体の内側から涼しさをキープしてください。
分厚い保冷剤は市販品だと200〜400円程度しますが、100均で買うと500gまでの保冷剤は110円程度で購入することができます。
500〜1,000gの保冷剤も220円程度で購入できるのでお得です。
連日のうだるような暑さに参ってしまいそうになりますが、家にある物を活用したり、なるべくお金を掛けずに暑さ対策をして、夏バテしないように乗り切っていきましょう。(執筆者:栄養士 山城 奈々)
ダイソーのハンディ扇風機(770円)を使ってみた本音レビュー 他メーカーのハンディ扇風機(3000円)との比較も紹介