今年10周年を迎えるメルカリでは、フリマアプリという枠組みの中から、さらに1歩を踏み出したさまざまな新しい展開に取り組んでいます。
スマホ決済サービスやビットコインが買えるサービスなどの他に、最近では「地方自治体」との連携が目に付くようになっています。
【メルカリ】狙っていた商品が買われそうなとき 「横取り」OKとNGの境界線はこれ
地方時自体のメルカリアカウントが見逃せない!
メルカリでは現在そんな地方自治体との連携の一環として、地方自治体のメルカリアカウントで、不要品を販売するというサービスが行われています。
そう聞くと一般のユーザーは「あまり自分には関係なさそう」と考えるかもしれませんが、実はそうでもありません。
この地方自治体のアカウントで販売されている商品は、格安で購入可能なアイテムが多く、多くが即売り切れとなってしまっているのです。
では実際に、どのようなアイテムが地方自治体アカウントで販売されているのでしょうか。
例えば名古屋市のアカウントで何が出品されているかというと
まずはそんな地方自治体のアカウントが、実際にどんな商品を出品しているのかについてチェックしてみましょう。
ちなみに地方自治体のアカウントは、通常のメルカリアカウントではなく、「メルカリShops」のアカウントとなっています。
取り扱われているアイテムは、
- 粗大ゴミとして出されたものからリサイクル可能なものをピックアップしたり、
- あるいは備品として使用されていたものを出品する
という形になっています。
筆者の地元でもある「名古屋市」もまた、公式のメルカリアカウントを開設しています。
この名古屋市のアカウントを見てみると、木製のアンティークなチェアやワークテーブル、収納ケース、パソコンデスクなど、主に家具関連の出品が目立ちます。
気になる価格ですが、多くの商品は300円で出品されていて、少し大物になると500円、高いものでも1,000円程度と、利益を出すと言うよりはやはりリユースしてもらうための価格設定となっているようです。
全国各地の地方自治体でアカウントが用意されている
この地方自治体のメルカリアカウントは、全国各地の自治体が開設しています。
と言っても実はメルカリのアプリの中から、最寄りの地方自治体のメルカリアカウントを見つけるためには、市町村名などを検索して探すことになるのですが、それでは市町村名が入った商品がヒットするだけで、アカウントを直接検索できなかったりします。
そんな時には次のURLをチェックしてみてください。
参照:メルカリ 自治体による「メルカリShops」販売のショップ一覧(2023年7月1日現在)
ここに地方自治体のメルカリアカウントの一覧がありますので、この中から地元の市町村を探すことができます。
ただし購入する際にはしっかり注意点を確認しよう
このように地元のメルカリアカウントをフォローしておけば、思わぬお値打ち品に出会える可能性が高くなるのですが、事前に1点だけ注意しておくべきポイントがあります。
それは、商品の受け渡しは基本的に「自分で引き取り」に行かなければならないということです。
先ほどの名古屋市のように家具などを購入した場合でも、メルカリ便などで発送してもらうのではなく、指定された場所まで引き取りに行かなければなりません。
ですから、もし車がなかったりすると引き取りに行けませんので、購入できないということになります。
引き取りに行く場所は各地方自治体によって異なり、商品説明に記載されているはずですから、まずは説明をしっかりと確認してみてください。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)