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【JFL】今季初出場のカズ 58歳109日「年齢で思うことはない。今までの積み重ね」記録更新


アトレチコ鈴鹿のFW三浦知良(58)が、YSCC横浜戦で58歳109日のリーグ最年長記録を更新し、途中出場を果たしました。彼は1トップとしてプレーし、ボールタッチ数は4回、守備に貢献する場面も見せました。試合は鈴鹿が2-1で勝利し、三浦は試合後にチームの勝利に貢献できたことを評価。シーズン前のケガを乗り越え、徐々にコンディションを整えてきた彼は、目の前の試合に集中し、順位を上げることを目標に掲げています。試合中、アウェースタジアムにもかかわらず、"馴染みの深い"ニッパツ三ツ沢での試合に特別な感情はなく、常に前を向いて試合に臨む姿勢を示しました。三浦は年齢に対する特別な感情はなく、さらに良いプレーを見せることを目指しています。

YSCC横浜対アトレチコ鈴鹿 後半、パスを出すアトレチコ鈴鹿カズ(撮影・野上伸悟)

<JFL:YS横浜1-2鈴鹿>◇15日◇第12節◇ニッパツ三ツ沢

プロ40年目、アトレチコ鈴鹿FW三浦知良(58)がアウェーのYS横浜戦に途中出場し、58歳109日のリーグ最年長記録を更新した。

今回初出場。後半37分から出場し、1トップとしてプレーした。15分ほどのプレー時間の中で、ボールタッチ数は4回。相手の反撃を受け、自陣に戻り守備に走るなど献身的にプレーした。

昨年11月24日、AGF鈴鹿陸上競技場で行われたマルヤス岡崎との昨季最終戦に途中出場して以来、今季初出場で約7カ月ぶりの公式戦となった。1月にふくらはぎを痛めた後、さまざまな箇所に痛みが出たため、コンディション調整に多くの時間を費やしてきた。試合後の一問一答は次の通り。

   ◇   ◇   ◇

-今日の試合を振り返って

「前半からうちのペースでいけたのではないかなと思います。いい時間帯に1点目、2点目が取れた。最後のところで、やはり本当だったらゼロで抑えなきゃいけないところだったんですけどね。どうしてもああいう形によって押し込まれてしまったので、そのへんはちょっと戦い方をもう少し考えなきゃいけない」

-自分のプレーについては

「残り10分、ロスタイムも8分ぐらいありましたんで、守る形になってしまったんでね。(ボールを)追っかけることが多かったんですけど、それも時間帯で仕方ないかなと思います。ただチームの勝利に貢献できたので良かったかなと思います」

-シーズン前のケガで苦しい思いあったと思いますが

「みんなに支えられて、トレーナーも含めてチームメートみんなに助けてもらいながらね、ここまで来て、今日も試合出られたので、こっからまたさらに少しずつギア上げてやっていけたらなと思います」

-特別な気持ちはありましたか

「いつもと変わらない感じで入れましたので、特に今日の試合にっていう感じではなかったです。いつもと変わらない、自分の大切な試合の1試合だったかなと思います」

-今のコンディションはいかがでしょうか

「少しずつ試合に出ていけば調子は上がるのかなと思いますけど。特別良いわけでもなく、特別悪いわけではないっていう感じですかね」

-今季、鈴鹿として目標としていること、また三浦選手としての目標は

「順位をね、少しでもやっぱり上に上げていきたいですし、連勝していければね、順位っていうのは自然に気が付いたら上にいるっていう感じにはなると思うんですけど。1試合1試合本当に勝つってことは大変だし、それを積み重ねていくだけなので。あんまり先のことよりも本当に目の前に試合に集中してやっていきたいなと思います。今までと変わらずね、元気よくみんなと競い合いながら、楽しく厳しくやっていけたらなと思います」

-ピッチに立つとあらためて声援を受けるっていうのは、やっぱり格別なものがあるのでは

「そうですね。(所属する横浜FCの本拠地で)この馴染みの深いスタジアムで、こうやって試合出てよかったと思います。チームが勝ったことが一番良かったかなと思います」

-ニッパツ三ツ沢でプレーするのは4年ぶりですけど

「芝生の状態も良かったですし、お客さんもね、たくさん声援を送ってくれたんで。もう少し自分たちが攻撃の形を作れればよかったんですけど、やはり2対0からああいうふうに(ゴールを)食らってしまうと、どうしても最後はああいう形になってしまう。そのへんはちょっと反省点かなと思います。終わらせ方をもう少し賢くやらなきゃダメかなと思います」

-山本監督は3点目を取りに行こうというところで三浦選手を起用した、と話していました。ゴールへの意欲は見せられましたか

「それはちょっと見せられなかったんじゃないですか。チームとしてね、本当にボールをもっとしっかり運んでゴール前まで行ければよかったんですけど。もう守りだけで割り切ろうということで、点取られてからははっきりと守って、もう逃げ切ろうっていうふうに中で言っていた。つないだりとか、ゴール前に行ってゴールをもう1点入れるとかっていうよりも、もうとにかく逃げ切ろうって。全員の気持ちがそういう気持ちになっていたので、攻撃の形はあんまりできなかったかなと思います」

-自分のプレーについての自己評価は

「僕の自己評価はできないないです。ただみんながやってほしいことをやっただけかなというふうに思います」

-三ツ沢は思い出深いということでしたけれども、あらためて立ってみて何か違う思いはありましたか

「あんまり横浜FC時代のことを思いながらとか、そういう感慨深く、昔のこと思い出すとかっていう気持ちでここに入ってはなかった。もう今日のこの1試合、鈴鹿の選手としてのこの1試合、今日の試合に勝つ、そういう心境でずっと見ていた。自分が試合にどういう場面で出るんだろうって、そういうこと考えてたので、あまりそういう過去のことを思いながらっていうことは1つもなかったです」

-アウェー側のロッカーっていうのは、違和感はなかったですか

「なかったですね。ここはもう本当にヴェルディ時代からもういろんな場面で使ってますね。こっちもよく使ったんで」

-あらためて58歳109日という年齢でピッチに立ったってことに思うことはありますか

「年齢に関してはあまりないです。本当にそれは今までの積み重ねがあってだと思いますので、特に自分の年齢で思うことはないです。まだまだ試合でもっと自分らしさを出せるプレーをしたいなっていうふうに思ってます」

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