消臭・漂白・除菌が1度に叶う、万能洗剤として人気の「オキシクリーン」。
さまざまな用途で使えるため、代用することで日用品費の節約にもつながります。
そんな使い勝手・コスパともに優秀なオキシクリーンですが、向かない汚れや使えない素材もあるため注意が必要です。
今回は、汗をかきやすく洗濯物が増える夏を前に知っておくべき、「オキシクリーンのNGな使い方」について紹介します。
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オキシクリーンは「酸素系漂白剤」
≪画像元:グラフィコ≫
まずは、成分や主な使い方など、オキシクリーンの基本情報を簡単にご説明しましょう。
オキシクリーンは、漂白・消臭・除菌が一度にできる、無香料の酸素系漂白剤です。
- 成分:禍炭酸ナトリウム(酸素系)、アルカリ剤(炭酸ナトリウム)
- 液性:弱アルカリ性
湿度と反応することで酸素の泡が発生し、ありとあらゆる汚れを落としてくれるオキシクリーン。
その万能さゆえに、「とりあえずオキシ漬け」をしておきたくなりますが、何でも使えるわけではありません。
間違った使い方をすると、オキシクリーンの洗浄効果が得られないどころか、素材のものが傷んだり変色したりする恐れがあります。
使えないもの
≪画像元:グラフィコ≫
オキシクリーンは、以下の素材に使用できません。
水洗いできないもの
- ウール、ウール混紡
- ペルシャ製カーペット
- 皮製品
- 畳
- 宝石
- 大理石
- シルク
- サビ
- 金属全般
- ジュート、チーク材、仕上げ木材など
オキシクリーンは靴の洗浄にうってつけですが、革靴はNG。
スニーカーでも、レザーや皮素材のものは使えません。
また、金属は変色する恐れがあるため、全般的に使用不可です。
キッチンの換気扇や調理器具、鍋などの洗浄には使えません。
衣類の洗浄は問題なくても、金具や留め具が金属製のものはオキシ漬けできませんので注意してください。
また、基本的には「水洗いできないもの」はオキシクリーンNGです。
コーティングや塗装をはがす恐れがあるため、特殊加工が施されているものについても使用を避けた方が無難でしょう。
アメリカ版・日本オリジナル版で成分に違いも
オキシクリーンはドラッグストアやコストコ、ドン・キホーテなど、さまざまな店で手に入りますが、「アメリカ版」と「日本オリジナル版」で成分が少し異なります。
アメリカ版には界面活性剤と香料が入っていますが、日本オリジナル版は不使用です。
- 肌への負担を抑えたい方や余計な香り付けたくない方は日本オリジナルのオキシクリーン、
- 汚れをしっかり落としたい方はアメリカ版のオキシクリーンが向いています。
正しい使い方・NGな素材の確認を
≪画像元:グラフィコ≫
オキシクリーンは衣類の汗ジミ・皮脂・黄ばみや、上靴の汚れ、水回りの掃除など家中の掃除に活躍します。
素材や汚れによって適切な使い方が異なりますので、まずはオキシクリーン公式HPの「汚れ別の手順」を確認しておきましょう。
使い方に迷ったら、まずは目立たない部分で試して、色落ちテストをしてみるのもひとつです。
汗や皮脂で汚れ物が増える夏、オキシクリーンを味方につけて正しく家事ラクしてください。(執筆者: 三木 千奈)
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