フリーアナウンサー小川彩佳（40）は9日深夜、メインキャスターを務めるTBS系報道番組「news23」（月～木曜午後11時、金曜午後11時58分）に生出演。今月3日に自身が番組を欠席した際の反響の大きさについて、戸惑いを感じたことを吐露した。
小川は、1日に放送された、参院選（20日投開票）直前の与野党8党首によるテレビ討論で進行役を務めた際、コメの適正価格をめぐり石破茂首相（自民党総裁）の回答内容が想定より長かったことから「なるべく、簡潔にお答えいただけたらありがたいんでんすけども…」と指摘。その際、石破首相が「そんな簡単な話じゃないですよ」と、腕を組み不機嫌そうな表情で言い返し、小川が「分かっております」と応じる様子が放送された。番組欠席は、その2日後だった。
小川は「心配を、みなさんにおかけしてしまったんですけれども」とした上で、「もう、ほんっとに前から決まっていたお休みが、たまたまそのタイミングに重なったというだけだったので」と、元々決まっていた休みだったと強調。
その上で「臆測が一人歩きして、（石破首相とのやりとりが理由かのような）既成事実化していってしまうような恐ろしさを…。ここまで（反響が）広がると思わなかったです。ちょっと、恐ろしさを覚えました」と述べ、自身の番組欠席に対する反響の大きさに、「恐ろしさを覚えた」という表現を用いながら、戸惑いを口にした。
コンビを組む藤森祥平キャスターも「まさかの臆測でしたもんね」と応じた。小川が、参院選の公示日でもあった3日の番組を欠席した際、藤森キャスターは「今日は小川キャスターはお休みです」と報告。金曜のメインキャスターを務めるTBSの上村彩子アナウンサーが小川の代役を担当。小川の欠席の理由は、特に説明されなかった。
