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【阪神】鯉キラー大竹耕太郎5勝目「みんながいいから、自分もって気持ち」マツダで10戦9勝無敗


広島対阪神 5回、力投を見せる阪神大竹(撮影・藤尾明華)

<広島1-3阪神>◇9日◇マツダスタジアム

投げれば勝つ。阪神大竹耕太郎投手(30)の鯉キラーぶりが止まらない。6回途中6安打1失点。マツダスタジアムでは23年から10戦9勝無敗で、もはやどちらがホームか分からない。お得意様から難なく今季5勝目を手に入れ、チームを破竹の10連勝に導いた。

失点は2回2死から坂倉、菊池に連続二塁打を許して同点にされた1つだけ。「走者は出してしまいましたが、勝ち越されることなく最少失点で粘れたところはよかった」と胸を張った。プレーボールは直前の夕立で、30分遅れた。それでもすべてをプラスに変えた。「(相手)まだ打者(のデータ)を見る時間できたとか、ポジティブに転換していく作業はすごいできた。雨が降った時点で“俺の日”だなと。そんぐらいの気持ちで投げれば、何も問題はなかった」。雨男ぶりから「大雨降太郎」グッズも発売された左腕は、すべてを味方につけた。

1点リードの6回が最大のピンチ。2死からの連打で一、二塁を背負ったところで交代を告げられた。「イニング途中で交代となってしまい悔しいです」。ベンチでは壁を見つめて、投球を自省した。どこまでも貪欲だ。

広島戦は今季3戦3勝で、通算16試合12勝1敗と投げれば勝つ状態が続く。ブルペン陣の援護を受け、チームの連続2失点以下を62年ぶりの10試合に伸ばす快挙にも大きく貢献した。「(投手陣)みんながいいから、自分もっていう気持ちでやっている。いい相乗効果はすごい感じます」。チームは互いに乗って乗せられる最高のムード。だから、強い。【伊東大介】

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