実際に話すよりも、メールのほうが得意って方は多いですよね。
もちろん相手としても話すより、メールやチャットで話したいって方もいらっしゃるはずです。
- 愚痴聞きの副業をしたいけどメールでも可能?
- 実際の内容や収入例を知りたい
初めて愚痴聞きメールの副業に興味を持った方は、上記のような疑問を持つかもしれません。
そこでこの記事では愚痴聞きメール副業について、業務の内容や収入例をまとめました。
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愚痴聞きメールの仕事内容
愚痴聞きメールの仕事内容は、いたってシンプルです。
- 依頼主から愚痴のメールが届く
- 内容を読み適切な文章を考えて返信
- 上記を規定回数あるいは制限時間まで繰り返す
現在ココナラで出品している方のサービス内容を見ると、10通を1回分として提供していることが多いです。上記の流れを10回分繰り返し、報酬をもらいます。
過去には1時間3,000円でチャットし放題!といったサービスを提供している方もいました。
そのため作業できる時間によって、柔軟に提供サービスを変えられる点も愚痴聞きメールのメリットかもしれません。
手軽だけど収入は低め
依頼主の愚痴をメールでもらって文章で返す副業は、電話でやりとりするよりもはるかにお手軽です。
直接話す必要がないので、緊張してしまう方にも相性が良いでしょう。自身の都合や余裕があるときに返せるため、対応が雑になりません。
ただしその分、収入は下がってしまう傾向です。電話や対面で愚痴聞きをするよりも、量をこなさなくてはいけません。
提供するサービスにもよるものの、大体メール10通分が500円前後の相場です。この点を理解した上で始めましょう。
愚痴聞きメールに向いている人は?
愚痴聞きメールに向いている人は、
「文章を読むのが得意でメールでのやりとりが苦痛ではない人」
です。
愚痴を聞いてもらいたい方の中には、思ったことをまとまりなく文章にして送ってくるパターンもあるでしょう。
そのため読む側で何を伝えたいのかを理解しなくてはならず、日頃から文章を読むのに慣れていなければ難しいかもしれません。
また内容を理解して適切な返信をする必要があるため、やりとりしている中で面倒に感じてしまうケースも考えられます。
メールでのやりとりが苦痛と感じる方は、残念ながら愚痴聞きメールには不向きといえるでしょう。
「愚痴聞きを電話や対面でするのが苦手だけど、文章でならできる!」
という方にも向いている副業かもしれません。
ちなみに筆者も電話とメールなら圧倒的にメールが得意で、相談に乗る際も電話よりメールが多いです。
なので実体験を踏まえると、無理に不得意なほうを実践する必要はないと考えます。
愚痴聞きメールの収入例
愚痴聞きメールの収入を、「10通1回分」にした場合で算出してみましょう。
10通1回分500円で提供する場合、月1万円稼ぐなら20件獲得しなくてはいけません。
20件ならメール総数は200通です。1通4〜5分で返すと仮定すると1,000分かかるので、1か月で16〜17時間捻出する必要があります。
時給に換算すると少ないように感じてしまいますが、実は効率の良い副業と言えるでしょう。スキマ時間や何かの作業をしながら並行してできるからです。
決してテキトーに返すのではなく、「外枠や叩き案を進められるときに進める」といったイメージが良いかもしれません。
※筆者はよく休憩中に、じっくりうなりながら文章を眺める癖があります。
案件を複数獲得しなくてはいけないという課題をクリアできれば、十分に稼げる副業でしょう。
愚痴聞きメールを始める際の注意点
愚痴聞きメールを始める際の注意点は、「圧倒的に競合が多いので差別化が難しい」点です。
ココナラでは愚痴聞きだけで、なんと4万8,000件以上の出品があります。上記の中で自分を選んでもらえるようアピールしていかなくてはなりません。
また多くの方は愚痴聞きを電話や対面で希望しているので、需要は少なくなる点も理解すべきです。
上記をふまえて愚痴聞きメールを展開していけば、月1万円以上稼ぐことも不可能ではないでしょう。
稼ぐために必要な「差別化」
愚痴聞き電話に代わる愚痴聞きメールの存在について、業務内容や収入例を紹介しました。
電話のほうが需要はありますが、愚痴聞きメールは文章を読む・書くのが得意な方に向いている副業です。
とはいえ競合も多く存在しています。うまく差別化できるよう自身の魅力をアピールし、ガンガン稼げるようになりましょう。(執筆者: 奥泉 望)
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