筆者はコロナ禍で体験した家計の危機をきっかけに、今年夏頃から初めての資産運用に挑戦しました。
この記事では、ズボラでビビリ、優柔不断、2歳と5歳の怪獣2匹の世話に追われる忙しないアラフォーの資産運用6か月の振り返りと今年の目標をお伝えします。
※投資は利益が出る保証はなく、元本割れのリスクもあります。
※各証券会社によって投資できる銘柄が異なりますのでご注意ください。
※それらの損失にこちらの記事では一切の責任を負えません。
※投資は自己責任で行ってください。
【つみたてNISA】投資初心者が上限いっぱい1年運用してみた結果 銘柄と金額も公開
PayPayボーナス運用
ビビリな筆者は初めての資産運用をいきなり現金で始められませんでした。
どうしたものかと考えた結果、PayPayボーナス運用を始めてみました。PayPayボーナス運用はPayPayで獲得したポイントのみを運用できます。
現金以外の運用ならより気軽だと思ったのです。
損益は12月23日現在プラス3万2,748円相当です。何もしないで3万とは、恐るべし資産運用…。
利息年0.001%の銀行に預けているよりもはるかに高い利益が出ています。たまにマイナスになることもありますが、時間をおけば回復しています。長く続けていれば増やし続けられそうです。
運用成績以上に嬉しかったことは、PayPayボーナスを20万円分も貯められたことです。
以前は獲得したボーナスポイントが自動で利用可能残高に加算されるようにしていました。すると、お!残高、増えてる!と嬉しくなって、余計なものを買ってしまったりしていました。
しかし今は運用して増やしたいがために、PayPayボーナスは獲得と同時に運用に回される設定にしています。
その結果、何もしていなければ貯まらなかったであろう20万円分を約半年で貯められたのです!
ららぽーと好き必見!永久不滅ポイント運用
子供が小さい筆者はららぽーとへかなりの頻度で行きます。ららぽーとで作った三井ショッピングパークカード「セゾン」はららぽーとのポイントがガンガン貯まるので愛用しているのですが、それとは別に永久不滅ポイントというセゾンのポイントも貯まります。
PayPayボーナス運用で味をしめた筆者は他にもポイントを運用しようと考えていたので、早速挑戦してみました。7月くらいに始めて、現在150ポイントの利益が出ています。
150円分でも、永久不滅ポイントは1ポイント5円相当の価値があります。
200ポイントでアマゾンギフト券1,000円分や400ポイントで三井ショッピングパークポイント2,000ポイント(2,000円相当)などと交換できるので、750円相当の利益をゲットしたことになります。
今年の目標1:1年でPayPayボーナス残高を30万分増やす!
資産運用は世界情勢なども関わってくるため、自分でどうこうできるものでもありません。
PayPayボーナス運用は自分で銘柄を選んだりもできないので、運任せと言っても過言ではないでしょう。
しかし、PayPayボーナスを貯める努力はできます。
2022年もPayPayボーナスに手を出すことをしないようにして、ポイント貯めに専念します!
PayPayボーナスの還元率のルールも毎月のように変わっているので、半年分の結果プラス10万の30万円相当を目標にしました。
今年の目標2:コンスタントに運用にまわす
PayPayボーナスと異なり、永久不滅ポイントは手動で移行しないと運用されません。また銘柄が6種類ほどあり、その選択も自分で行います。
あまりに放置しすぎると、チャンスを逃してしまうので、完全に忘却の彼方に押しやってしまわぬように注意が必要です。
カードの支払額をチェックする時などにまめに運用へ回すように心がけたいと思います。
個別の株の怖さを教えてくれたSTOCK POINT
ストックポイントも独自のポイントを使って疑似投資体験ができるサービスです。
ストックポイントの特徴は個別企業に擬似投資できることです。企業に個別に投資というのも経験してみたかったのでやってみました。
疑似投資に使うポイントは指定の提携先で獲得したポイントと交換してチャージします。前出の永久不滅ポイントがストックポイントに変えられるので、筆者はその一部をストックポイントで運用することにしました。
すると…驚くほどに赤字の連続!!
ユニクロや任天堂、トヨタ、JALなどの有名企業の中から好きな企業を選び、好きな額を投資できるのですが、あちらが上がれば、こちらが下がる、といった具合で、この半年で総ポイント数がプラスになったことは1度もありませんでした。
1,000円相当をチャージして、今現在100円程度マイナスです。10%も損しているので、これが高額だったら恐ろしい話です。これが個別の株は怖いってやつ!と学習しました。
今年の目標3:放置
放置することが目標としてカウントされるのか疑問ですが、下手にいじらないのが賢明かと思います。
資本主義に願いを込めながら株価が全国的に上昇することを祈ります。
始めたことに意義がある!7年越しの確定拠出年金(iDeCo)
勤めていた会社では企業型確定拠出年金を採用していました。退職した場合は、運用していた資産を個人型DCへ移行することで運用が続けられます。
移行にはいくつかの手続きが必要なのですが、ズボラな筆者は「面倒くさそう」ただそれだけの理由で7年ほど放置していました。
お金の勉強を進めるうちに、運用しないで放置することがどんなに損なのか思い知り、今年7月に移行を申請しました。
しかしすぐに運用開始とはなりません。証券会社の口座開設や税務署の確認などを経て、待つこと約3か月…10月から運用再開となりました。
損益は12月23日現在、1,745円プラスです。ずっと順調というわけでもなく、日によってマイナスだったり、5,000円を超えていたり上下はあります。運用成績と一緒に私のハートも揺れ動く毎日です。
もし利息年0.001%の銀行に預けっぱなしにしていたら年1円にしかならないわけです。
マイナスの数字を目にすると心臓に悪いですが、30年近く運用することを考えるとよほどド派手な事件が起きない限り、増えそうですし、老後に恩恵が得られると思います。
今年の目標4:銘柄について勉強して好みのポートフォリオを作る
月の掛け金をあげる!
3か月でなんとなく仕組みがわかってきたので、来年はもう少し積極的にiDeCoで積立投資をしていくつもりです。
iDeCoは年に1回しか掛金額を変えられません。iDeCoは基本的に60歳まで引き出せないので、上げ過ぎても自分の首を締めることになります。慎重に考えつつ、行動に移したいと思っています。
SBIか楽天か…右往左往の末NISA始められませんでした。
NISAはiDeCoと同時に始めるつもりでした。しかしまさかの始めないという結末。言い訳を書かせていただきますと…「どっちが得なのか、わからなくなってしまったから」です。
当初、NISAは楽天証券で始めようと思っていました。理由は家族全員のスマホおよび自宅のWi-Fiを楽天モバイルにしようという話になっていたからです。
しかし、その話がなくなり、さらに楽天ポイントの仕組みが改悪され、以前は楽天のみの特権だったクレカ引き落としがSBIでも始まり…
優柔不断な筆者は証券会社すら決められなくなり、放置を決め込んだのでありました。嗚呼、ダメ人間。
今年の目標5:NISAを始める
年内にどちらの証券会社で始めるかくらいは決めておかないと、また7年くらい放置しかねないので、頑張ります…
2022年、寅年は攻めていきます!!
現在時点での損益を合わせると約3万5,000円のプラスとなりました!
2021年はお金との向き合い方が変わっただけでも、筆者にとっては大きな進歩でした。家計簿もサボる時があっても、追い上げてどうにか続いているので、まずまずの年でした。
2022年は寅年。虎は千里往って千里還るという諺があるように、虎は一日で千里もの道を往復でき、出て行ったものがすぐに戻ってくるという意味があるそうです。
風水のことはよくわかりませんが、今年の投資はちゃんと戻ってくる!と気合を入れ、攻めの姿勢で資産運用に取り組んでいきたいと思います。(執筆者:田丸 可奈)