docomoユーザーでなくてもお買い物やサービス利用など貯めるキッカケの多いdポイントですが、使い道がなくて無駄にしてしまったり不必要な買い物をすることもあります。
そこで今回は、そうした余ったdポイントを低リスクで現金化できる「日興フロッギー」についてご紹介します。
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日興フロッギーの特徴
≪画像元:SMBC Nikko Securities Inc.≫
SMBC日興証券株式会社が取り扱うサービスで、dポイントでの株購入ができるのが特徴です。
Tポイントや楽天ポイントで株取引が出来るサービスもありますが、日興フロッギーは期間限定ポイントも使えるため、不必要な買い物で利用するくらいなら株取引に使って資産を増やすチャンスを得る事もできるのです。
これ以外にも
- 100円から株が買える
- 100万円までは買い手数料が0円
- 非課税のNISA口座を利用できる
- 企業株以外にもETF(投資信託)・REIT(不動産投資信託)なども買える
- 配当や株主優待も受けられる
といった充実したサービスとなっています。
日興フロッギーが他社と異なる点
≪画像元:SMBC Nikko Securities Inc.≫
日興フロッギーは現金やポイントを使っての従来の株取引だけでなく、「企業に関する記事を読んでそのまま株を購入できる」といった面白い取り組みをしています。
特に株取引初心者は大手以外ではどんな企業が良いのか、好調な企業は何が違うのか分からないためこうした記事を読むことで各企業の取り組みや業界全体について知識を得ることとなり、自然と株取引への理解も深まる仕組みとなっているのです。
日興フロッギーを使ったdポイント活用術
記事を読んでdポイントを貯める
≪画像元:SMBC Nikko Securities Inc.≫
企業に関する記事、というと「難しそう…」と抵抗があるかもしれません。
しかしそういった方にこそ読んでほしいのか、初心者を対象とした分かりやすい物や芸能人・インフルエンサーが登場する物も多くあり、中には記事を読むだけで3ポイント付与される等、記事を閲覧すること自体で得をする物も多々あります。
株取引への知識を得ながら、dポイントも得られるためメリットの大きいサービスと言えます。
購入 → 売却でdポイントを現金化する
他社ポイントで株取引出来るサービスと同じですが、ポイントで購入した株や投資信託をすかさず売却することでポイントから現金に換えられます。
特に日興フロッギーは期間限定dポイントも使えるため、各種サービスやキャンペーンで貯まったポイントを現金化できるのはかなりのメリットです。
但し、株価変動により売却時に価値が下がる事がある点には注意が必要です。
例えば1,000ポイントでA社の株を購入し売却。売却完了までの時間に株価が下落し、994円となってしまうといった事が起こりえます。
2つの投資信託を購入し、dポイントを現金化できる
売却でdポイントを現金化する時に、購入から売却までに時間が空くため株価変動のリスクが伴います。
そこでお勧めなのが「日経225」「日経インバース」という2つの投資信託を同額購入する事です。
どちらも、日経株価など対象となる指数を基にした投資信託ですが「日経225=日経225連動型上場投信(1321) 」が日経平均と連動した動きなのに対して、「日経インバース=日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571) 」は真逆の動きになるのです。
簡単に言うと、日経平均が1%上昇した時、「日経225」も1%の増益。「日経インバース」は1%の現役となります。
この正反対の動きを利用してdポイントを同額ずつ購入するのです。
仮に500ポイントずつ購入して、その間に日経平均が上がっても下がっても、2つの相反する動きをする投資信託がプラスとマイナスを打ち消しあってくれるため、値動きをしても±0円となるのです。
これは実際に私が2つの投資信託を期間限定ポイントで購入した結果なのですが、見事に-14円と+14円となっており、売り手数料を差し引いても購入時のポイント数とほぼ同価値で現金化できました。
日興フロッギー利用時の注意点
売り手数料が発生する
100万円以下であれば買い手数料が発生しませんが、売るときに0.5%の手数料が発生します。
ポイント自体が少額であれば微々たるモノですが、完全な同価値での現金化ではない点はご了承ください。
出金に際して手数料が必要な場合がある
指定口座への銀行振込であれば手数料は日興証券が負担してくれますが、ATMでの出金を希望する場合、時間帯や銀行によっては出金手数料が発生するのでご注意ください。
無駄なく現金化する
この手段を知ってからdポイントは、限定ポイントの期間ギリギリまで貯めて2種類購入して現金化をして、ほぼ無駄なく「現金」を手に入れるようにしています。
必要なものがあれば、買い物等に利用するのが良いですが、ポイントが失効しそうだからと不要な買い物をしていたら節約につながりません。
フロッギーで不要な買い物を減らし、ポイントを有効活用してください。(執筆者:遠藤 記央)
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