
「飲むだけで痩せる」「頻尿にきく」「育毛効果がある」とうたう、栄養サプリメントなどの健康食品。小林製薬やファンケル、DHCなどから出ているこれらのサプリメントは、コンビニやドラッグストアで手軽に入手できるため「試しに買ってみるか」と手に取ったことがある人も多いと思います。
しかし、本当に地道で骨の折れる筋トレや食事制限などのダイエット方法を行わずに、サプリメントを使えば手軽にダイエットができるのでしょうか? 「サプリメントがダイエットに効果がある」という事実が科学的に証明されていないことに加えて、DHCやファンケルなどから販売されている「贅肉を削ぎ落とす」「体重を落とす」とうたうサプリメントに含まれる「メリロート」がきっかけで過去に肝臓障害という副作用を起こしたような事例もあり、健康食品には危険性もあります。ビタミン剤やミネラル剤ですらサプリである必要はなく、食べ物からとればいいのです。
「サプリメントの効果を暗示的にでも表示してはいけない」という法律である、薬事法違反スレスレの健康食品業界の秘密を、『コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品』の著者・渡辺雄二氏、元2ちゃんねる管理人・ひろゆき氏、『週刊金曜日』代表の北村肇が暴きます。