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Larva Labsが大手エンターテインメント事務所UTAと契約【フィスコ・ビットコインニュース】


CryptoPunksなどのNFTプロジェクトの開発チームであるLarva Labsが、メディア向けの代理店としてUnited Talent Agency(UTA)と契約したと、The Hollywood Reporterで報じられた。

Larva LabsがUTAと契約したことで、同社のNFTプロジェクトであるCryptoPunks、Meebits、Autoglyphsが、映画やテレビ、ビデオゲームなどを含むメディアに登場する可能性があるという。

UTAは、ジョニー・デップが在籍していたアメリカ合衆国の大手エージェンシーの1つで、多くのハリウッド俳優をクライアントに持つ。UTAのウェブサイトによると、俳優や映画製作者に加えて、ミュージシャン、コメディアンなど、「コンテンツの世界を形成し、エンターテインメントの顔を変えている」人々の代理を務めているようだ。

Larva Labs はUTAとの契約で、NFTプロジェクトをより広く露出させる刺激的な機会のためだけでなく、長期的にその成長と価値を守るためと考えているようだ。また、Larva Labsの共同設立者であるMatt Hall氏は、The Hollywood Reporterに対し、「NFTプロジェクトに関連するコミュニティ全体の利益のために、UTAと協力できることに興奮している。」と述べている。

CryptoPunksは、2017年にイーサリアムのブロックチェーン上で開始され、アートとしてのNFTではかなり古いものである。それぞれの「パンク」の肖像は、特定の特徴(帽子や顔の髪の毛など)を持つようにアルゴリズムで生成され、一般的な特徴を持つものもあれば、珍しい特徴を持つものもある。当初は無料で配布されていたが、昨年末からのNFTの盛り上がりに合わせ、ここ数カ月でこのキャラクター(発行数の上限は1万体)の販売が大幅に増加し、現在のコレクション全体の価値は30億円を超えているようだ。

先月8月23日には、決済大手のVisaが「CryptoPunk 7610」を購入したと発表している。購入したのは8月18日で、購入金額は49.5ETH、当時の価格にすると約1,820万円だったという。Visaの暗号資産責任者であるCuy Sheffield氏は23日に、「NFTは、小売やソーシャルメディア、エンターテインメント、などの将来に重要な役割を果たすと考えている。」とブログに記している。

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