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概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は5日ぶり反落、利益確定売りが優勢


【ブラジル】ボベスパ指数 76641.73 -2.49%
5日のブラジル市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比安1954.33ポイント(-2.49%)の76641.73で取引を終えた。78892.02から76412.02まで下落した。

朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いは続かなかった。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、通貨レアル安の進行などもブラジル株の売り圧力を高めた。レアルの対米ドル為替レートは約2年ぶりの安値水準で推移している。なお、金融当局はこの日、レアル買い・ドル売り介入を実施した。

【ロシア】MICEX指数 2318.23 -0.23%
5日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMICEX指数は前日比5.41ポイント安(-0.23%)の2318.23で取引を終了した。2329.03から2310.82まで下落した。

朝方はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。ブレント原油価格の下落が資源セクターの売り圧力を強めた。また、銀行セクターの下落も指数の足かせに。このほか、米当局がロシアに実施している一部の経済制裁を10月23日まで延長すると発表したことが嫌気された。一方、指数の下値は限定的。貿易戦争解決への期待が高まっていることなど外部環境の改善がサポート材料となった。

【インド】SENSEX指数 34903.21 -0.31%
5日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比108.68ポイント安(-0.31%)の34903.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.35ポイント安(-0.33%)の10593.15で取引を終えた。

中盤にプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。翌6日は政策金利の発表を控え、神経質な展開が続いた。国内のエコノミストを対象に実施した最新調査では、46%の回答者が6日のインド準備銀行理事会で利上げが実施されるという結果となった。

【中国本土】上海総合指数 3114.21 +0.74%
5日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比23.01ポイント高(+0.74%)の3114.21ポイントと続伸した。

海外マネーの中国流入が加速するとの期待感が広がった。本土・香港間の相互株取引を通じた売買では4日、本土株が大幅な買い越し。5日も中国株買いが続いている。米MSCIは6月1日付で、「MSCI新興国指数」に中国A株を組み入れた。初日は「好材料が出尽くした」との見方が流れたものの、外国人投資家の資金投入が改めて意識されている。




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