プロディライト Research Memo(4):NNコミュニケーションズとのシナジーを生かす
■プロディライト<5580>の事業概要
2. 移動通信設備事業と取次販売事業
移動通信設備事業と取次販売事業は、子会社化したNNコミュニケーションズによる事業である。移動通信設備事業では、移動体通信基地局の設計・施工・コンサルティング、ネットワーク関連の設計・施工など、取次販売事業では、ブロードバンド代理店としてインターネット回線の契約取次業務及び同社から移管した大手電力事業者のガス・電気販売の取次業務を行っている。同社がNNコミュニケーションズを子会社化した目的は、キャリア基地局や光回線の設置、保守などを通じて培った通信設備工事のノウハウやWeb販売のノウハウの獲得にある。同社はこうしたノウハウを活用して、従来外注していたクラウドPBXを設置する作業を内製化して収益性を高めるとともに、SOHOなど10人以下の小規模企業に対してWebを通じて効率的にシステムサービスを提供していく考えである。特に後者に関しては、NNコミュニケーションズが2025年7月にOmniGridから小規模企業向けの電話自動音声応答システムとクラウドPBXサービスを事業譲受したことで、新たに小規模事業者向けクラウドPBX事業「TELENEAR(テレニア)」の提供を開始した(セグメントは音声ソリューション事業に区分)。「TELENEAR」は、「INNOVERA」と同様に、通話料削減への取り組みや利用開始までの早さを強みとし、主要都市での市外局番の利用も、専用アプリを入れたスマートフォンでの発着信も可能である。このように、NNコミュニケーションズの子会社化によって事業に幅や深みが加わったことで、同社は新たな成長ステージに入ったと言える。
電話DX需要の拡大を背景に、市場成長を着実に取り込む
3. 業界環境と同社の強み
2,400億円以上と言われる音声通信サービス市場において、企業の電話システムには、大きく分けてクラウドと大手有力企業が扱うハードウェアの2種類がある。クラウドはハードウェアに対して、固定端末に対応していない、品質やアフターサポートが不足しているといった間違ったイメージがある。しかし、高度な専用システムの必要がなく、設置場所や専門知識、端末の柔軟性、機能性、メンテナンス、導入などコストや利便性の面で優位性があり、さらに電話対応のための出社が不要、回線がダウンしても通話が可能、音声通話のテキスト化など業務効率化にも対応しているという強みを持つ。また、働き方の多様化、スマートデバイスの浸透、BCP対策の必要性、AIやテクノロジーの発展など事業環境が様々に変化するなかで、「電話のDX」が各企業に求められている。このため、音声通信サービス市場では、法人向けなど固定電話の契約数減少が続く一方で、モバイルやクラウドPBX、特に同社の扱う0ABJ番号※や0ABJIP電話へのシフトが進んでいる。なお、2025年1月の制度改正によって固定電話サービス提供事業者間における双方向番号ポータビリティが開始され、ハードウェアからクラウドPBXへのシフトが加速しているようだ。
※ 03や06などから始まる10桁の固定電話番号のこと。なお、IP電話を通じた0ABJ型番号の取得も可能(0ABJIP電話)。その場合、電話加入権の購入は必要ない。また、0120で始まる0AB0電話や050で始まる050IP電話の取得も可能である。
依然として従来型PBXが主流とされており、クラウドPBXへの移行余地は大きいと考えられる。なかでも同社の「INNOVERA」には、ワンストップ・ソリューションの仕組み、アンケートなどを通じたユーザー視点による開発、パートナーなどを通じたアフターフォロー、他社サービスとのAPI連携や拡張オプション機能といったフレキシビリティなどの強みがある。また、固定電話の番号や機能をそのまま利用できるだけでなく、新しい番号も追加可能であり、ハードウェアの品質や機能、サポートに対しても遜色ない。オフィスなど一般企業向けクラウドPBX市場には新興の小規模企業が多いが、同社はシステム・回線・端末・アプリをワンストップで提供できるうえ、品質やアフターサポートに対する定評も含めて上場企業としての規模と信頼感がある。システムすべてがクラウド上にあるためノイズが少なく音質が鮮明で、万が一問題が発生しても発生場所の特定が容易で使い勝手が良いという強みもある。ライバル企業も、「ZOOM」や「Microsoft Teams」がクラウドPBXと同様のサービスを提供しているとはいえ、日本にローカライズされた仕様ではない一方、同社は、自社の強みを活かして国内で信頼されるポジションを確立し、シェアを伸ばし続けている。
高収益とターゲット拡大を背景に成長力強化
4. 収益構造
主力である音声ソリューション事業の収益は、クラウドPBX「INNOVERA」、IP回線「IP-Line」、及び端末の販売でおおむね構成されている。「INNOVERA」の収益は初期設定収益及びオプションを含むシステムの月額固定の利用料金からなり、アカウント数(利用端末数)の増加とオプション利用率の上昇が成長のドライバーとなる。「IP-Line」は、初期設定収益と月額固定の利用料金及び通話料に応じた課金からなり、チャネル数(同じ電話番号での同時利用可能者数)や通話時間の増加によって成長が加速する。端末販売は、電話端末や電子黒板の販売代金からなり、販売台数が収益の伸びを支える。このうち売上高の約8割を占める「INNOVERA」と「IP-Line」は、市場環境が良好なうえリカーリング収益であるため、同社の成長と安定収益を支える柱となっている。なかでも「INNOVERA」は、同社が独自に開発したシステムであるため高収益だ。一方、「IP-Line」と「Yealink」は、それぞれアルテリア・ネットワークスやYealinkへの下払いが発生する。両社とはパートナーシップを強化していることから、今後はパートナー向けインセンティブが一時的に大きくなる可能性もあるが、リカーリング率が高いことからその後は利益率が着実に改善していくと想定される。
同社のメインターゲットは、「電話のDX」へのニーズが強い、首都圏にある従業員10~100人の中堅企業が中心である。しかし、2022年9月に販売代理店制度「パートナープログラム」を開始し、主要都市圏のみならず地方まで、中堅企業のみならず大企業までターゲットを広げた結果、パートナーは現在約570社に上り、パートナー経由の売上構成比は8割程度にまで拡大している。そうしたなか、「INNOVERA PBX 2.0」へのアップデートにより利用ユーザー数の上限が増加したこともあり、特に大手パートナーによる大企業向け大型案件が増えている。一方、従業員10人以下のSOHOなど小規模企業へのアプローチは、2025年7月にスタートした「TELENEAR」で本格的に開始した。このように「パートナープログラム」や「TELENEAR」の導入により、拡大するクラウドPBX市場を網羅的に成長に取り込む体制が整ってきた。このように、高収益を維持しつつターゲットを拡大することで、成長力がより強まっている状況と言えよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
<HN>
「無残な結果」中道・小川代表、3党合流失敗→分裂めぐる記者指摘に「甘んじて受けないと」
ホテル立山、8月31日をもって宿泊営業終了
堀江貴文氏、食中毒事案巡る「修行不足」指摘に持論「むしろ修行の中で属人的に覚える方が怖い」
1歳の女の子が『犬を愛しすぎた』結果→お散歩終わりのお風呂にも来て…あまりにも尊い『ふたりの世界』が44万再生「天国」「おてて繋いでる」
【巨人】竹丸和幸がザナックス社とアドバイザリー契約を締結「心強い味方になってくれた」
藤田ニコル、心中告白「いつXやめようかな~って定期的に悩む」
【阪神】ベテラン西勇輝「技術とか経験値で乗り切れたら」3日先発見込み 神宮は今季2戦2勝
メッシ代表引退表明「ひとつの時代の終わりを感じる」「心から感謝」「ガチで悲しい」SNS反応
【楽天】ドラ2伊藤樹、地元秋田でのオリックス戦で凱旋登板へ「初先発よりも緊張するかなと」
【阪神】高橋遥人が13勝目へ好相性ヤクルト戦先発「バケモンすぎる」と語る後輩右腕は?
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
伊達みきお「脳梗塞」コンビのTVレギュラー8本、29日生ラジオ、放送界は対応追われる
【全文】西野亮廣、先輩芸人への「訴訟予告通知」発表 法的措置を検討「私に対し激しい暴力を」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
近藤真彦、田原俊彦との“不仲説”を直撃質問され回答「だって…」
佐藤沙織里都議が辞職表明、YouTubeで 25年6月に初当選
「まるで海のよう」 一変した富山・氷見の景色 大雨特別警報
伊藤かずえ、愛車シーマの“最新”走行距離写真を公開「すごーい」と驚きコメントも
赤根所長「ICCは決して負けない」 制裁で既にクレカ使えず
鈴木宗男氏、駐露大使を批判 プーチン氏の北方領土訪問巡り
星組トップ暁千星 暁ラーマが主人公として帰ってくる 瑠風ビームに「同期ならではの安心感」
【広島】バッテリー乱れ6回に3失点…捕逸の石原貴規「ボクが捕れなかっただけ」松本竜也も猛省
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
“9頭身美ボディー”斎藤恭代「着てます。たぶん。」ボディーあらわ投稿に「安心できない」
【甲子園】横浜ラストミーティングで小野舜友主将が流した涙…12月の主将クビ宣告から建て直し
【甲子園】智弁和歌山 決勝戦を前に中谷仁監督「智弁和歌山らしく、打ち勝ちたい」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
久保建英、今季開幕戦に先発も見せ場作れず Rソシエダード、ベティスに0-1黒星スタート

プロディライト Research Memo(4):NNコミュニケーションズの子会社化によるシナジーを生かす
プロディライト Research Memo(4):同社事業の幅も深みも拡充、新たな成長ステージへ
プロディライト Research Memo(1):M&Aでサービス拡張と成長のための基盤を整備
プロディライト Research Memo(5):M&A費用などを取り込んだものの営業増益を達成
プロディライト Research Memo(1):成長戦略が順調に推移し、2026年8月期は大幅増益へ
プロディライト Research Memo(3):音声ソリューション、移動通信設備、取次販売の3事業を展開
プロディライト Research Memo(3):「電話のDX」のためのワンストップ・ソリューション
プロディライト Research Memo(2):独自開発したクラウドPBX「INNOVERA」が主力
プロディライト Research Memo(6):「INNOVERA」アカウント数が大幅に増加
プロディライト Research Memo(5):「電話のDX」を推進し、業界をけん引