ネットイヤー Research Memo(7):生成AI活用でデジタルマーケティング支援サービスを強化し、中長期的成長へ
2. 成長戦略
同社はこれまで長年培ってきたUX/CXの設計とデジタル技術のノウハウを生かして事業拡大を目指してきたが、今後はこれらのノウハウに加えて生成AIの技術やツールを積極的に活用することで、顧客企業のDX推進と費用対効果の高いデジタルマーケティング支援サービスを提供し、一段の成長を目指す。生成AI技術はUX/CXの設計から実装、改善に至るPDCAサイクルの各段階において採り入れ、プロジェクトの効率化と高付加価値化の両立を図る方針で、2024年6月に代表取締役社長に就任した廣中龍蔵(ひろなかりゅうぞう)氏の強いリーダーシップのもと、全面的に推進することとしており、今後の展開が注目される。なお、持続的成長の実現に向けて取り組むべき課題として、「人材の確保と育成」「サービス領域の拡大」「生成AI技術の利活用」「NTTデータグループとの協業」「ブランディングの強化」の5つを挙げている。
(1) 人材の育成と確保
IT業界では人材の流動性が高く、またDXに対する投資需要の高まりに伴いITエンジニアの慢性的な需要不足が続いており、優秀な人材の獲得が困難な状況にある。同社においてもITエンジニアの不足、特にプロジェクトが複合化・高度化するなかでエンジニアに求められるスキルも多様化するなか、特定のスキルを持つエンジニアが不足していたため失注につながったケースが前期は複数件発生した。また、2026年3月期からスタートした新中期計画3ヶ年の内容を推察すると、今後ますます需要が高まる生成AI関連の技術者の獲得が同社の想定した成長シナリオを実現できるかどうかの分水嶺になるであろうと想定できる。同社では、従来に増して自社による人材の獲得を強化するとともに、NTTデータグループ各社との緊密な連携を元に、人材の融通性についても協力していく考えだ。
また、中長期的な視野で事業の主軸となる人材を定め、戦略的に確保・育成するとともに、それらの人材のパフォーマンスを最大化するための人事制度等の仕組みを整備する考えだ。
(2) サービス領域の拡大
同社が強みとするデジタルマーケティングのフルファネル領域について、一層の拡大と深耕を果たしていく予定である。これまで、フルファネルのなかで、ある特定領域のみ受注していたプロジェクトを隣接する領域に拡大し、集客から顧客管理(CRM)、そのデジタルデータの解析から新たなプロモーション施策へと展開していく考えだ。実際に、ホテル業界の顧客データを分析し、ロイヤルカスタマー化のシナリオを提示し、特定顧客へのプロモーション、キャンペーンを実施し、成果を上げてきている。
今後はこうした取り組みに生成AI技術を取り入れることで、さらにプロジェクトの効率化と高付加価値化を図り、顧客企業のビジネス支援を強化する方針だ。
(3) 生成AI技術の利活用
生成AI技術を顧客の成長シナリオにあてはめ、プロジェクトに適切な各種ツール・技術の活用を提案し、実装を支援するとともに、サービスの設計・実装・運用フェーズの各段階において生成AI技術を活用していく。生成AI技術の活用例として、オウンドメディアの設計段階の仮説検証の際に、様々な属性のユーザーの行動履歴などを調査し検証を進めていくが、生成AI技術を活用することで、属性ごとの行動パターンがある程度類推できるようになるため、効率化と迅速化が可能となる。同社では社内に生成AIの推進部署を新設し、より高度な活用ノウハウの蓄積、普及を推進するとともに、外部との連携・共創を促進していく。
(4) NTTデータグループとの協業
NTTデータとの資本業務提携以降、NTTデータが持つ顧客資産や技術力を背景として、案件拡大や新規顧客の開拓など一定の成果に結びつけてきたが、今後は、生成AIの技術分野についてどのようにシナジーが発揮されていくかに弊社では注目したい。現状、NTTデータ向けの売上の大半は通信事業会社向けのデジタルマーケティング支援案件であるが、今後、NTTグループが基幹システムを開発しているインフラ企業や、金融分野の顧客に対して、デジタルマーケティングを基軸としたサービスの提供並びに取引規模の拡大を図っていく。特に生成AI領域に関してはNTTデータも注力している分野であり、今まで以上にシナジーを創出できる好機になると弊社では見ている。
(5) ブランディングの強化
今後生成AI技術・ツールの利活用をより一層強化し、新たな事業基盤となるサービスを展開するにあたり、顧客をはじめとするステークホルダーからの認知もそれに相応しいものとなるよう、外部向けの広報を強化する。企業向けに生成AI技術を活用した新たな付加価値を提供し、実績を積み重ねていくことで、営業面や採用面で訴求する。
(6) 中期的成長イメージ
今後の業績成長に向けては、2025年3月期を底にして持続的な成長を実現していくための経営基盤を構築しながら、収益を拡大していく戦略だ。中長期の経営戦略については2025年6月に発表されたが、かなり野心的な計画である。
従来は、継続的に年間500百万円前後の売上高が見込める重点顧客を10社程度創出し、営業利益率で10%以上を目指していた。2025年3月期までに4社程度が重点顧客となっているようだ。2026年3月期以降は重点顧客をさらに拡充することで持続的な成長に取り組むとともに、今後、同社が力を入れる生成AI技術をこれまでの顧客にどのように提案し、受注していくか、生成AI技術を通して高付加価値サービスの提供により競争力を高め、収益を成長軌道に乗せていく。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
熊本出身の大物MC「あれ恥ずかしかった~」上京時に電車内で牛丼食う過去「食べていいもんだと」
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
アゴダ、日本でのサポート体制強化 一部サプライヤーの在庫取り扱い停止
【なでしこ】3連覇逃し3位…高橋はなのパワープレーも中国に0-0「自分の実力のなさが…」
【天皇杯】新潟が東洋大に1―2力負け「エラーで難しくした」残留目指すリーグ戦に全集中
【中日】悩めるエース高橋宏斗が復活の完封勝利!不振脱出の秘密は「おっさんずラブ」
【DeNA】激震!ウィックが上半身のコンディション不良で抹消「今いるメンバーで」三浦監督
参政党候補の動画で波紋 ロシアのスプートニク、どんなメディア?
【ソフトバンク】今年から夏男!大関友久「心理学も絡めて」 苦手7月も無敗で自己最速7勝目
【ソフトバンク】右打者が左腕サモンズ攻略 適時二塁打の野村勇「いいところで打つことできた」
オフショ公開のアンゴラ村長「標準体型」黒ビキニ姿に「リアリティすごい」「なんちゅー格好」
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」
坂上忍、宴席で26歳男性アイドルにガチ説教 一緒に聞いていた堀田真由も号泣 スタジオ騒然
岡田紗佳、自身の大学名確認され「本当です!これは!」と語気強める 伊東市長学歴疑惑巡り
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
有吉弘行が実名告白 7・5騒動で「どっか行っちまった」著名人に「帰ってきた?」痛烈ツッコミ
高知東生「仲間とずっと気にしてるんだけど…」 45歳女優の報道めぐり思い「後悔している」
74歳神田正輝、現在の姿に反響 一時は“激やせ重病説”も…「旅サラダ」卒業から10カ月
舛添要一氏、ラーメン二郎「20分」騒動に私見「だんだん齢を重ねてくると…」
上白石萌音が行ってみたい国は… 「憧れ続けています。行った人で悪く言う人1人もいない」
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
74歳神田正輝、現在の姿に反響 一時は“激やせ重病説”も…「旅サラダ」卒業から10カ月
オールスターで珍事発生 9回まで同点で決着はホームラン競争へ、球場を後にしている選手も多数
43歳2児ママドルがバスタオル1枚で“衝撃”体重公開「ドキドキ」「これは…好き」夫は芸人
大谷翔平の打席中、バッテリーの会話が放送 大谷の中前打に「F●●●」「あ~」と嘆く
上田晋也、コンビ改名で戸惑い明かす「海砂利水魚もくりぃむしちゅーも好きじゃない」
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
「『グゴゴゴゴー』とものすごい音」 2人意識不明 福岡・建物崩壊
<1分で解説>参政党・神谷氏「職員に辞職勧告」露メディア出演巡り

ネットイヤー Research Memo(1):生成AI技術の積極活用とNTTデータグループとの協業により成長目指す
ネットイヤー Research Memo(3):顧客企業のマーケティングフルファネルに生成AIを利活用することが強み
ネットイヤー Research Memo(6):2026年3月期業績は3期ぶりに増収増益に転じる見通し
TDSE Research Memo(3):プロダクト事業は好調も、コンサルティング事業に課題
Iスペース Research Memo(6):2026年9月期は主力事業の立て直しで利益を成長フェーズに
中西製作所 Research Memo(6):2028年3月期に売上高420億円、経常利益28億円を目指す
CACHD Research Memo(8):未来を見据えた長期ビジョンで企業変革を実現する
売れるネット広告 Research Memo(7):各事業で全体収益への寄与が進む
表示灯 Research Memo(6):既存事業の進化と新規サービス領域の創造により中長期の成長を目指す
IGS Research Memo(5):2025年3月期は修正計画を上回って着地も、利益面は損失幅拡大