澁澤倉庫 Research Memo(4):2025年3月期は、工場内物流請負業務の通期寄与や拠点拡充などにより増収増益
澁澤倉庫は2025年3月期において、営業収益が前年から7.1%増の78,620百万円、営業利益が9.3%増の4,668百万円と好調な業績を記録しました。これは、工場内物流請負業務や新たな医療機器関連の取り扱い、飲料物流拠点の拡充、適切な運賃確保が主な要因です。また、政策保有株式の売却益や固定資産処分損の解消も純利益の伸びに寄与しました。物流事業は、個人消費の回復が控えめだったものの、輸出が堅調に推移しました。不動産事業も、オフィスビルの空室率が低下し、賃料が上昇する安定的な環境下で、テナントビルの稼働率向上と不動産収入増加が見られました。
1. 2025年3月期の業績動向
澁澤倉庫<9304>の2025年3月期の業績は、営業収益が78,620百万円(前期比7.1%増)、営業利益が4,668百万円(同9.3%増)、経常利益が5,583百万円(同9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が4,908百万円(同31.6%増)と、順調な推移となった。期初計画との比較では、営業収益で620百万円の過達、営業利益で32百万円の未達、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益でそれぞれ283百万円、808百万円の過達となった。
日本経済は、世界経済が全体的に緩やかな成長を維持するなか、雇用・所得環境の改善などを背景に、個人消費や企業の設備投資に持ち直しの動きが見られ、緩やかな回復基調で推移した。一方、物価上昇の長期化が消費者マインドの下振れなどを通じて家計に与える影響や、米国の通商政策をめぐる今後の不確実性の高まりなどにより、先行きは依然として不透明な状況が続いている。こうした環境において、同社は倉庫業や運送業の枠に留まらない総合物流機能の展開を本格化させ、飲料物流や多品種小ロット物流の拠点ネットワークを拡充し、取扱量を増やした。一方で、DX推進の取り組みを一層強化し、省人化とオペレーションの効率化を進め、採算性の向上に努めた。
この結果、営業収益は、全国配送の飲料業務や工場内物流請負業務の通期寄与、医薬機器関連の新規獲得、飲料物流や多品種小ロット物流における拠点拡充、定温/定湿倉庫や危険品倉庫の開設などにより増加に転じた。利益面では、倉庫作業費や運送費の上昇、ドライバーの給与改定など人件費の増加、拠点新設による減価償却費の増加、DX投資の拡大などによりコスト負担は増したものの、増収効果に加え、原価上昇分の価格転嫁、新設拠点の稼働率向上、先進的な物流機器導入による業務の効率化と採算性の向上、テナントビルの稼働率向上などにより、2ケタ近い営業増益を確保することができた。
なお、特別損益で政策保有株式の売却益15億円及び前々期に発生した固定資産処分損の解消により、親会社株主に帰属する当期純利益の伸びが相対的に大きくなった。政策保有株式については、連結純資産比率を5年以内に20%以下にするという縮減方針を掲げ、2024年3月期より年間8億円程度の売却を計画していたが、一部銘柄の株高を受け売却を前倒しする予定で、2026年3月期には18億円の売却額を見込んでいる。。
また、当初予想との比較では、営業収益の過達は、新たに開始した医療機器の扱いや国際貨物の下期の輸出が想定以上となったこと、営業利益の未達は、本牧倉庫が下期稼働となったため先行コストの負担や集荷の後ズレがやや大きくなったことが要因である。経常利益の過達は、株式を所有する企業の業績が好調で増配が多かったこと、親会社株主に帰属する当期純利益の過達は、株式売却益の増額が要因である。
セグメント別では、物流事業も不動産事業も増収2ケタ増益となった(連結調整前)。
物流事業の事業環境は、個人消費の回復が小幅に留まったことから、消費財などの国内貨物の荷動きは横ばいで推移したが、円安効果による生産財の輸出や部品・部材類の輸入などを中心に輸出入は堅調な荷動きとなった。一方、人手不足や物価上昇などにより、引き続き物流コストは増加することとなった。こうした環境において、同社は、飲料物流や多品種小ロット物流の拠点ネットワークを拡充して取扱量の増大を図るとともに、医療機器など新規業務の獲得や適正な運賃・料金の確保に努めた。一方、DX推進を一層強化して省人化とオペレーションの効率化を進めるなど、採算性の向上も進めた。業務別では、倉庫業務や陸上運送業務において、飲料や工場内物流請負業務の通期寄与に加え、医薬品や医療機器、食品など新規事業やEC関連の取り扱いが増加した。また、コスト上昇のなかドライバー確保などのため、適正な運賃や料金の確保に努めた。港湾運送業務は、飲料の荷捌業務が通期寄与したほか、船内荷役業務の取り扱いが増加した。国際輸送業務は、輸入航空貨物の取り扱いは増加したものの、一部アジア域内航路での海上運賃単価の下落に加え、輸出入海上貨物や輸出航空貨物の取り扱いが低調に推移したため、減収となった。
不動産事業の事業環境は、都市部のオフィスビル市場は、空室率が引き続き低下傾向を示し、賃料の上昇も見られ、全体的に安定的に推移した。こうしたなか、同社はテナントビルの稼働率向上に加え、猛暑などを背景に空調設備使用料などの不動産付帯収入が増加した。また、大型工事の受注があったビル工事請負業務も好調に推移した。既存施設においては、計画的に保守改良工事を実施することで、現有資産の価値向上を図るとともに適正料金の確保に努め、安定的な収益基盤の確保・強化を推進した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<HN>
ベンチャー・グローバル、既存の系統非依存型電力ネットワークの拡大を支える新たな契約を締結
ハン・スンヨンの写真集が12月発売♪KARAデビュー20周年を前に見せる新たな一面
イー・エー・グランで秋の恵みを堪能する店舗限定ドリンクが登場
福岡県議会、金銭授受疑惑で百条委設置へ 「高額」海外視察も
【ドラフト】BC茨城・三浦遼大、磨き上げたストレート「バットにかすりもしないような…」
【獣医師執筆】犬の膀胱炎|原因や症状から治療法まで解説
&TEAM「皆さんにマークしていきます」過去最多公演数ツアー開幕、新たな構成でファン魅了
【ドラフト】四国IL徳島・山下健信「諦め健信」から「MAX謙信」へ「良い縁も球速も常に…」
岸明日香の写真集『Trajectory ~ ANOTHER EDITION ~』発売!15周年の魅力が詰まった新カット満載の一冊
米大統領報道官を解任 経歴詐称疑惑、トランプ政権に打撃 米報道
AIで写真加工できるツール10選!無料範囲と使い方も解説
おすすめPCをご紹介!注目の新製品・キャンペーン情報まとめ【2026秋】
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
「VIVANT」前半で衝撃事実が判明…X動揺「最悪すぎ」「完全に予想外」「ちょっと待って」
Perfumeかしゆか、トレードマークのぱっつん前髪からイメチェンに反響「おでこ!可愛い~」
【解説】日本ハムが日本Sに進出するには5勝が必要 今季から変わったルールとは
「学校の先生」24歳グラドル、ビキニ姿で前かがみ 美バスト強調ショットに「ワーオッ」歓声
「収入少なく」 我が家・杉山さん、ウインナー万引きで書類送検
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
女性人気ユーチューバーのXに、家族一同名義で「永眠致しました」と報告文掲載 最近心配の声も
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
「まさか近所の方が…」 ノーベル賞に硤合さん、埼玉で喜びの声
大沢あかね「マジで芸能界から嫌われてる」芸人を実名告白「女性タレントの中では1位」
生成AIとは?仕組みや種類をはじめての人向けに解説
おすすめPCをご紹介!注目の新製品・キャンペーン情報まとめ【2026秋】
【2026年最新】パソコンの高騰はなぜ起きた?原因・今後の予測・安く買う方法を解説
大村知事「来てほしくなかった」 食事への不満投稿のタイ代表に

澁澤倉庫---25年3月期増収増益、期末配当金の増配を発表
澁澤倉庫---2Qは増収・2ケタ増益、物流事業と不動産事業のいずれも2ケタ増益を果たす
澁澤倉庫---3Qは増収・2ケタ増益、通期予想の上方修正及び期末配当の増配を発表
澁澤倉庫---通期連結業績予想の修正および配当予想の修正(増配)
澁澤倉庫 Research Memo(1):「中期経営計画2026」の初年度となる2025年3月期は増収増益と順調に推移
澁澤倉庫---3Qも増収・純利益2ケタ増、物流事業の営業収益は堅調に推移
澁澤倉庫---26年3月期は増収、期末配当金の増配を発表
澁澤倉庫---1Qは増収・最終利益は2ケタ増益、主力の物流事業が増収を果たす
澁澤倉庫---2025年3月期の期末配当を80円に増額、年間配当は140円に
澁澤倉庫 Research Memo(9):増配や自己株式の取得を実施し、株主還元を強化