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澁澤倉庫---25年3月期増収増益、期末配当金の増配を発表


澁澤倉庫は2025年3月期の決算で、前年同期比で収益と利益が増加したことを発表しました。営業収益は786.20億円(7.1%増)、営業利益は46.68億円(9.3%増)、純利益は49.08億円(31.6%増)となりました。物流事業では、飲料・医薬品・食品の取扱いが増加し、EC関連の需要拡大も寄与しました。不動産事業も、施設の利用率向上により収益を伸ばしました。2025年3月期末の配当金を80円に増額し、年間配当金を140円としました。2026年3月期では微増収と減益を予想しています。

*17:13JST 澁澤倉庫---25年3月期増収増益、期末配当金の増配を発表 澁澤倉庫<9304>は12日、2025年3月期連結決算を発表した。営業収益が前期比7.1%増の786.20億円、営業利益が同9.3%増の46.68億円、経常利益が同9.7%増の55.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.6%増の49.08億円となった。

物流事業の営業収益は前期比7.4%増の726.85億円、営業利益は同18.6%増の38.84億円となった。倉庫業務や陸上運送業務において、前期に取扱いを開始した飲料や工場内物流請負業務に加え、当期新たに取扱いを開始した医薬品や医療機器、食品等が寄与したほか、EC関連の取扱いが増加した。また、コスト上昇への対応として、適正な運賃や料金の確保に努めることで、収益性の維持に取り組んだ。港湾運送業務は、前期に取扱いを開始した飲料の荷捌業務が寄与したほか、船内荷役業務の取扱いが増加した。国際輸送業務は、輸入航空貨物の取扱いは増加したものの、アジア域内航路における海上運賃単価の下振れに加え、輸出入海上貨物や輸出航空貨物の取扱いが低調に推移したことから減少となった。同社グループの強みである、飲料物流や多品種小ロット物流においては、拠点ネットワーク拡充による取扱量の増大をはかるとともに、DX推進の取組みを一層強化し、省人化とオペレーションの効率化を進め、業務プロセスの最適化に努めることで、採算性の向上に継続的に取り組んだ。

不動産事業の営業収益は同6.7%増の64.03億円、営業利益は同11.8%増の33.50億円となった。施設の稼働率向上に伴い、空調設備使用料等の不動産付帯収入が増加したことに加え、ビル工事請負業務が好調に推移した。既存施設においては、計画的に保守改良工事を実施することで、現有資産の価値向上をはかるとともに、適正料金の収受に努めることで、安定的な収益基盤の確保と強化を推進した。

2026年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比0.5%増の790.00億円、営業利益が同10.0%減の42.00億円、経常利益が同8.7%減の51.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.9%増の51.00億円を見込んでいる。

また、当期の業績と今後の事業展開を勘案し、2025年3月期の期末配当金を直近の配当予想から10.00円増配の80.00円とすることを発表した。中間配当(60.00円)と合わせた年間の配当金の合計は140.00円と、前年度と比べて40.00円の増配となる。 <ST>
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