地主:10兆円市場のトップランナー、東証改革も追い風。PBR1倍付近かつ配当利回り4%超え
地主株式会社は、定期借地権を活用した独自の不動産投資手法「JINUSHIビジネス」を展開し土地のみを投資対象とするアプローチで、底地市場のトップランナーとして位置付けられています。同社の手法は、新たな建物投資が不要で、安定的なキャッシュフローが得られる点が特徴です。更に、地主プライベートリート投資法人を通じて底地を管理・運用することで、売却益と賃貸収益の二本柱の事業展開を進めています。2023年には底地市場が約6兆円規模であったのが、2026年には10兆円へと成長する見込みです。市場環境の追い風を受け、2026年12月期までに売上高1,000億円、地主リート資産規模3,000億円を目標としています。増資を繰り返す同社は、さらなる成長を目指し、セール&リースバックの拡大やテナント業種の多様化を推進しています。
同社の強みは、創業以来25年にわたり底地に特化してきた点にある。底地という成長市場(後述)のトップランナーとして、先行者メリットを享受できる地位を確立している。同社は、JINUSHIビジネスに関する独自のネットワークを確立しており、累計開発実績は443件・約5,534億円(2025年3月末時点)に達する。一方、テナント退去事例は累計2件と極めて少ない。また、主な底地の買い手である地主リートは、9年連続で増資を実現しており、同リートの高い資金調達能力は大きな競争優位性である。さらには、同社は土地の取得時点で、テナントと定期借地契約を締結しており、在庫リスクを排除していることも大きな特徴である。これらの独自性は、不動産デベロッパーやJ-REITとは一線を画す強みである。
2025年12月期第1四半期の売上高は30,529百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は2,948百万円(同28.6%減)、当期純利益は1,809百万円(同34.4%減)と、増収減益で着地した。ただ、当期純利益6,100百万円予想達成に向けて想定通りに進捗しているという。同社によれば売上高増加の要因は売却案件数の増加であるが、案件の利益率は個別性が強く、売却案件の利益率が低かったため利益が抑制されたという。なお、同社は売上総利益の約70%を売却益が占める事業構造のため、売却タイミングにより四半期業績が変動しやすい特徴がある。今期は主に下期に利益を計上する計画であり、通期の業績予想は売上高70,000百万円(前期比22.7%増)、営業利益9,500百万円(同9.5%増)、当期純利益6,100百万円(同0.2%増)を見込んでいる。
市場環境において、底地マーケットは今後も大きな成長が期待できる。日本不動産研究所によれば、2023年時点で約6兆円規模であった市場が2026年には約10兆円に拡大すると予測されている。市場規模は2008年のリーマンショック後、14年で約7.5倍に拡大した。長期にわたり安定的に収益を得ることができる底地商品への投資家の理解が深まっており、これに伴って流動性も価値も向上している。2025年12月期第1四半期の仕入契約では、老人ホームや工場、ホームセンターといった案件が多く、約50%が「土地のセール&リースバック」による取引であった。特に、「土地のセール&リースバック」は、東証改革によるROE向上を目的とした企業のCRE(企業不動産)戦略、保有不動産売却の増大が追い風となる。同社の認知度上昇とともに、更なる仕入拡大が期待できる。
中期経営計画では、2026年12月期までに売上高1,000億円、当期純利益70億円、地主リート資産規模3,000億円を目標としている。目安とする経営指標はROE13%程度、自己資本比率30%以上。底地マーケットの拡大を追い風に、案件仕入の強化と地主リートの資産規模拡大を進める方針である。2025年12月期第1四半期末時点の仕入契約額は129億円(前年同期比14.0%減)だったが 、同社は引き続き年間700億円以上の仕入れを目指す。成長戦略としては、テナント業種の多様化や事業エリアの拡大、土地のセール&リースバック提案に取り組んでいる。同社が確立した底地マーケットの拡大を背景に、直接的な競合は存在しない中で、創業以来約25年底地に特化し培ってきたノウハウとテナント等との独自のネットワークを生かして、地主リートを武器に成長を図っていく。
株主還元では、2025年12月期は15円増配し、一株当たり配当金100円(普通配当90円・創業25周年記念配当10円)の予定。利益成長とともに増配を目指す(累進配当)を掲げている。今後とも、中長期的には底地市場の拡大トレンドが続くと想定されるなか、定期借地権を活用した独自で新しい不動産投資手法を生み出し、持続的な成長を続けている同社の今後の動向には注目しておきたい。
<HM>
小泉今日子、亡くなった中山美穂さんへの思い語る「いつでも会えると思ってたから…」
旧下田富士屋ホテルがれき、緊急代執行で撤去 隣の民家に被害 静岡
<1分で解説>15分刻みの「マラソン会談」 石破首相とアフリカ首脳
年の差45歳…結婚15年目の加藤茶&綾菜夫妻が「ゼクシィ」に登場し語った想いとは…
加藤茶、伝説の“カトケンゲーム”に挑戦 新番組「第三学区」放送開始
伊藤沙莉さん、顔ハメで“信金さん”に!? 新CMでコミカルな演技披露
見通し悪いカーブでヒグマ遭遇か 死亡男性、直前まで単独走 羅臼岳
DeNAバウアー、ロッテ吉川悠斗ら登録 DeNA藤浪晋太郎、巨人菊地大稀ら抹消/21日公示
菊池雄星をトラウト称賛「圧倒的な投球」7回1失点の好投 メジャー通算奪三振も黒田博樹抜き5位
広島小園、楽天村林が打率リーグ首位、投高打低で3割超えは村林のみで両リーグで1人に
細木数子さんに「うるせーな、クソババア!」暴言吐いた62歳女性芸人「上から言われたので…」
<1分で解説>福山雅治さん、フジ「不適切会合」への出席認める
人気歌手luzさん急逝 2週間前に最後のSNS投稿「本当に全てに限界来てる」
大谷翔平、2年連続50本塁打ならとてつもない偉業 投手有利な本拠地球場&投打二刀流に価値
マギー、黒ビキニ姿の自撮りショット披露に反響「現地調達も」
元「NHKの峰不二子」が独立5カ月で初グラビア挑戦「どきどき」にX歓喜「こちらもドキドキ」
笑福亭鶴瓶、南青山のマンション“衝撃の家賃”を告白「タモリさんに“バカじゃないの”って」
36歳金髪女性タレントのタトゥー姿に騒然!?「よく見たら」「ババシャツか」Xツッコミ殺到
夫急死の小島瑠璃子、子どもとのショットに反響「何故か涙が」「がんばれママ」
有吉弘行「腹立つわ」赤裸々告白「国宝」初鑑賞で〝クソ客〟遭遇「ラブシーン始まって興奮して…」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
大谷翔平と代理人バレロ氏が訴えられる、ハワイの高級リゾート住宅建設プロジェクトを巡り
二階堂ふみとカズレーザーが結婚を発表
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
サンモニ膳場貴子が「失言生謝罪」の青木理氏に“17文字”でコメント

ジェイ・エス・ビー Research Memo(1):学生マンションの先駆者として、不動産賃貸管理事業を展開
フジ住宅:近畿圏密着型のバランス経営、リノベサ高住で成長加速へ
平和RE Research Memo(6):3つの強化により、投資主価値の最大化に取り組む(3)
サンセイランディック:不動産権利調整を主軸に事業展開、数年でPBR1倍割れ改善に向けて推進
和田興産 Research Memo(1):神戸市で26年連続でマンション分譲実績1位。中期経営計画の達成はほぼ確実
FJネクHD Research Memo(5):首都圏投資用マンションは個人の投資ニーズに支えられ堅調に推移
プロパスト Research Memo(2):分譲開発事業、賃貸開発事業、バリューアップ事業の3事業を展開
プロパスト Research Memo(1):社会のインフラ構築に寄与する総合不動産ディベロッパー
FJネクHD Research Memo(1):2025年3月期は計画を上回る増収増益により、過去最高売上高を更新
守谷商会:インバウンド需要の増加で主力の建築事業が好調