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TOKAI Research Memo(3):2025年3月期業績は売上高、各利益とも過去最高を更新


*13:03JST TOKAI Research Memo(3):2025年3月期業績は売上高、各利益とも過去最高を更新 ■業績動向

1. 2025年3月期の業績概要
TOKAIホールディングス<3167>の2025年3月期の連結業績は、売上高で前期比5.2%増の243,482百万円、営業利益で同8.6%増の16,841百万円、経常利益で同11.8%増の17,370百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同8.7%増の9,216百万円と増収増益決算となった。グループ顧客件数の増加等による増収や情報通信事業の法人向けストックビジネスの拡大に加え、建築設備不動産において建築工事の受注が順調に推移したこと等により、売上高は8期連続の増収となり、過去最高を更新した。利益面では、顧客件数増加に伴う月次課金件数の増加に加え、エネルギー事業において戦略的に経費の見直しと削減を図ったこと等により、各利益において2期連続の増益、3期振りに過去最高益を更新した。営業外損益が前期比で約5億円改善したが、主には持分法投資損益が3.8億円改善したことによる。

期初計画比で見ると、売上高はおおむね計画どおりで、各利益はいずれも上回って着地した。営業利益に関しては8億円の上振れとなったが、事業セグメント別で見ると情報通信事業で数億円下振れたのに対して、エネルギー事業で大幅に上回ったことが増益要因となった。

2025年3月期末の継続取引顧客件数は3,423千件となり、前期末比で64千件増となった。LPガス事業で28千件、CATV事業で22千件、アクア事業で24千件それぞれ増加した。情報通信事業については光コラボで14千件増となったが、従来型ISP等の減少により合計では前期末比1千件減となった。また、TLC会員※数については同53千件増の1,267千件と順調に増加している。

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(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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