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CAICA DIGITAL---2Q純利益が大幅増、通期連結業績予想の上方修正を発表


CAICA DIGITALは、2025年10月期第2四半期の連結決算で、中間純利益が5.51億円と前年同期の損失から大幅増加した。これは、特にカイカフィナンシャルホールディングスがクシムに対する貸付金を回収し、ZEDホールディングスの株式を取得・譲渡したことで得た5.29億円の特別利益によるもの。ITサービス事業では、銀行向け案件が好調だが人員不足が課題。フィンテック案件が安定受注し、新たなDXソリューションサービスも好調な滑り出しを見せている。金融サービス事業では、暗号資産関連の投資・運用が低調だが、NFT関連事業での収益が続いている。これを受けて、2025年10月期の通期連結業績予想を上方修正し、純利益を7.25億円と見込んでいる。

*05:48JST CAICA DIGITAL---2Q純利益が大幅増、通期連結業績予想の上方修正を発表 CAICA DIGITAL<2315>は13日、2025年10月期第2四半期(24年11月-25年4月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.3%減の25.43億円、営業利益が同67.1%減の0.25億円、経常利益が同60.5%減の0.32億円、親会社株主に帰属する中間純利益が5.51億円(前年同期は0.35億円の損失)となった。

同社の連結子会社カイカフィナンシャルホールディングス(以下、カイカFHD)のクシム<2345>に対する貸付金の回収について、クシムの連結子会社であるZEDホールディングスの株式を取得することによる弁済(代物弁済)を受けるとともに、ZEDホールディングス株式をカイカFHDからネクスグループ<6634>に譲渡した。本株式譲渡により、特別利益として投資有価証券売却益5.29億円を計上した。

ITサービス事業の売上高は前年同期比10.2%減の25.54億円、営業利益は同18.3%減の2.73億円となった。金融機関向けのシステム開発分野は、銀行向け案件が好調であるものの、技術者人員の不足による受注の遅れが生じている。人員不足を解消すべく、現在外注先のビジネスパートナーの積極活用に加え、一層の採用活動の強化に努めている。非金融向けシステム開発分野は、顧客の事業拡大意欲が強くIT投資も依然継続されており、とりわけ旅行業が好調に推移している。フィンテック関連のシステム開発分野は、決済系の案件を中心に安定的に受注を獲得した。また、新規ビジネスであるDXソリューションサービスが好調なスタートを切っており、とりわけテクニカルサポート案件の受注数が大きく伸長している。DXソリューションサービスは、顧客のDX化の加速を目的とし、大規模エンタープライズ向けのDXソリューションを有する大手海外ベンダーと提携し、プロダクト販売、コンサルティング、設計、追加システム開発、導入サポート、保守・運用までをフルSIとして提供している。

金融サービス事業の売上高は△0.06億円(前年同期は0.24億円の売上高)、営業損失は0.56億円(同0.84億円の損失)となった。当中間連結会計期間においては、暗号資産を含むリスク資産全般への警戒感の影響により、暗号資産の投資・運用が低調だった。カイカFHDが運営する審査制NFT販売所、Zaif INOの売上高は、NFTの販売高に応じた販売手数料を収益源としている。当中間連結会計期間は、読者と漫画家が共に出版を目指す、NFT漫画プロジェクト第3弾の実施などゲーム分野だけにとどまらず、NFTと親和性が高い分野でのサービスラインナップの拡充を図っている。また、カスタマーディベロップメントのサービスは、暗号資産や金融業界をはじめとした様々な業界に適応可能な顧客対応を行っており、高水準のカスタマーサポートチームを提供するほか、顧客との友好な関係構築を支援している。

2025年10月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比11.0%増の62.20億円、営業利益が同87.0%増の2.15億円、経常利益が同55.8%増の2.15億円、親会社株主に帰属する当期純利益は7.25億円(前回予想比269.9%増)としている。 <ST>
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