CAICAD Research Memo(4):2025年10月期中間期は減収・営業減益。特別利益により中間純利益は増益
1. 2025年10月期中間期決算の概要
2025年10月期中間期の連結業績は、売上高が前年同期比11.3%減の2,543百万円、営業利益が同67.1%減の25百万円、経常利益が同60.5%減の32百万円、中間純利益が551百万円(前年同期は35百万円の損失)と減収減益(中間純利益を除く)となった。
良好な受注環境を背景として「ITサービス事業」が堅調に推移した。売上高が前年同期を下回ったのは、利益率重視の案件選別や人員不足による受注の遅れなどが理由であるが、下期偏重予算に対してはおおむね想定内の進捗のようだ。新規ビジネスであるDXソリューションサービスの伸びにより下期での巻き返しを図る考えである。また、「金融サービス事業」については、各サービスの収益化に時間を要することに加え、暗号資産の投資・運用が低調であったことから減収となった。
利益面でも、減収に伴う収益の押し下げや事業拡大に向けた費用先行により営業減益となった。一方、中間純利益が大幅な増益となったのは、クシムとの資本業務提携の解消※1に伴う投資有価証券売却益(529百万円)を特別利益に計上したことが理由である※2。
※1 2025年2月3日付けでクシムとの資本業務提携の解消を公表した。
※2 クシムに対する貸付金(償却済み債権)の回収について、クシムの子会社株式による代物弁済を受けるとともに、その株式を譲渡したことにより発生したものであり、実態としては「償却債権取立益」と捉えることができる。
財政状態については、投資有価証券の増加※等により資産合計は前期末比25.8%増の3,050百万円に拡大した。一方、自己資本についても特別利益の計上などに伴う利益剰余金の大幅な積み増しにより同52.1%増の2,522百万円に拡大し、自己資本比率は82.7%(前期末は68.4%)に増加した。
※ 資本業務提携に基づき保有する有価証券の価値増加に伴うもの。
各事業別の業績及び活動実績は以下のとおりである。
(1) ITサービス事業
売上高(内部取引を含む)は前年同期比10.2%減の2,554百万円、セグメント利益は同18.3%減の273百万円と減収減益となった。金融機関向けのシステム開発が好調に推移したほか、非金融向けシステム開発についても、顧客の事業拡大に伴うIT投資が継続しており、とりわけ旅行業が好調であった。FinTech関連のシステム開発分野では、決済系の案件を中心に安定的に受注を獲得することができた。ただ、売上高が前年同期を下回ったのは、利益率重視の案件選別を進めたことや、技術者不足がネックとなり受注獲得に遅れが生じたことが理由である。また、新規ビジネスであるDXソリューションサービスについては好調なスタートを切り、とりわけテクニカルサポート案件の受注数が大きく伸長したものの、本格的な業績寄与は第3四半期以降となる見込みである。もっとも、当初から下期偏重予算としており、おおむね想定内の進捗となっているようだ。利益面でも、減収に伴う収益の押し下げや事業拡大に向けた費用先行により減益となった。セグメント利益率は10.7%(前年同期は11.7%)に低下したが、高水準を維持している。
(2) 金融サービス事業
売上高(内部取引を含む)はマイナス6百万円(前年同期は24百万円)、セグメント損失は56百万円(同84百万円の損失)となった。抜本的な事業再編を進めるなかで、暗号資産の販売のほか、「Zaif INO」の運営などを通じたNFTの販売、カスタマーディベロップメントサービスの提供などに取り組んだものの、本格的な業績貢献には時間を要している。また、売上高がマイナスとなったのは、暗号資産を含むリスク資産全般への警戒感の影響により、暗号資産の投資・運用が低調であったことが理由である。利益面では再編効果(固定費削減)により損失幅が改善した。活動面では、読者と漫画家がともに出版を目指す、NFT漫画プロジェクト第3弾を始動するなど、ゲーム分野だけにとどまらず、NFTと親和性が高い分野でのサービスラインナップの拡充を図った※。
※ 前期より開始したNFT漫画プロジェクト((株)実業之日本社の協業により、NFTを通じて漫画家の出版活動を応援するプロジェクト。支援型漫画NFTと投資型漫画NFTの2種類がある)の第3弾を2025年3月よりスタートさせた。また、さらなる拡大を目指して、漫画家募集のための特設ページを開設した。加えて、同年6月20日には、ジンバブエと漫画でつながる、国際文化交流プロジェクト(ジンバブエの若手漫画家を応援)も始動した。
2. 2025年10月期中間期の総括
2025年10月期中間期を総括すると、業績面では前年同期を下回り、ややスローな進捗となった。一方、注目されるDXソリューションサービスが順調に立ち上がり、想定を上回るリードを獲得しているところは、下期業績への寄与はもちろん、新たな収益ドライバーの本格稼働に向けても明るい材料と言えるだろう。また、貸付金の回収(及び特別利益の計上)により財務内容が大きく改善されたところについても、今後の成長投資(M&Aを含む)を行ううえで大きな成果として捉えることができる。活動面では、NFT漫画プロジェクトなどで具体的なユーティリティを増やし、ポテンシャルの大きなNFTやWeb3ビジネスの普及に向けて着実に布石を打つことができた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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