ガーデン Research Memo(6):中期的に純利益30億円を目指す
ガーデンは「壱角家」と「山下本気うどん」を成長ドライバーに、純利益30億円を中期目標としています。成長戦略は、国内のオーガニック成長、M&A、海外出店の3つに分かれます。国内では、年間13店舗の出店を計画し、特に1都3県の乗降者数10万人以上のターミナル駅に集中します。さらにフードコートへの進出を拡大し、豊富なメニューで顧客満足を高めます。M&Aによる成長も再開し、シナジー効果を活用しつつ、直営事業外の収益源も拡大します。海外では、特に東南アジアでのフランチャイズ展開を強化し、ブランド力を活かして市場を広げる計画です。この戦略には、顧客の好みに合わせたローカライズや多様なメニュー提供も含まれています。
1. 中期目標
ガーデン<274a>は2本柱の「壱角家」と「山下本気うどん」を成長ドライバーに、中期的に純利益30億円を目指している。成長戦略はオーガニックな国内成長、M&Aによる非連続成長、海外出店による領域拡大の3つである。オーガニックな国内成長は、店舗営業利益率22%の「壱角屋」と「山下本気うどん」を継続的に出店することで利益成長を加速し、これにM&Aによる非連続成長を加えることで5〜6年で純利益を30億円まで上げるシナリオである。海外出店は中長期的な視点による戦略で、海外企業とのジョイントやローカライズによって海外でのシェアを高めるシナリオである。ただし、海外ではラーメンが広く行き渡りつつあるなか、うどんは特に東南アジアを中心に注目されており、有力企業からのオファーもあるようで、今後注目したい。寿司などをサイドメニューとして提供できることも、うどんが海外進出するうえで同社の強みになると考えられる。
成長戦略はオーガニックな国内成長、M&Aによる非連続成長、海外出店
2. 成長戦略の詳細
(1) オーガニックな国内成長
成長戦略の中心となっているのが国内でのオーガニック成長で、同社は、主力の「壱角家」と「山下本気うどん」を成長ドライバーに、中期的に年間直営店出店13店を持続する計画である。ラーメン業界は大手チェーンによる寡占化が進むプロセスにあり、「壱角家」はその先頭企業として、今後も顧客が利用しやすい首都圏1都3県の乗降者数10万人以上のターミナル駅を中心に、駅近1等地立地を戦略的に選定し出店していく方針だ。事業開始以来、こうした立地でドミナント戦略を展開してきたが、1都3県の乗降客数10万人以上の141駅のうち出店済みが110駅、未出店駅に複数出店が可能な大規模商圏での可能性を加えると、出店余地は128店舗程度が見込まれる。加えて、2020年に乗り出したフードコート出店だが、投資効率が高いことから出店を拡大していく考えである。商品戦略については、豊富なメニューとニーズに合わせた開発という、他家系を含めて優位性のある特徴を引き続き打ち出す。これにより、「専門食の総合店舗」として業態をブラッシュアップするとともに、定期的な季節メニューの投入により顧客満足の向上を目指す。人気の「山下本気うどん」は、SNSやメディアでの話題性、低投資・早期回収性から成長ドライバーとして、大手うどんチェーンの少ない繁華街や駅前、ショッピングセンター内フードコートなどへの出店を増やしていく。商品戦略については、定番商品のブラッシュアップとSNS映えする人気のキラー商品の開発を続けることで、女性や若者が中心の顧客を飽きさせない商品を展開する方針である。
(2) M&Aによる非連続的成長
上場が完了したため、上場準備期間に止めていた企業再生型M&Aによる非連続的成長を再開する方針だ。従来どおり、既存事業とのシナジーや規模の拡大、新たに獲得したブランドやメニュー、機能などを直営店に生かす一方、ニーズがあれば、獲得したフランチャイズ事業のノウハウを生かして直営事業以外の収益源も拡大する考えである。M&Aによる非連続的成長とはいえ同社の場合効率が良く、持続的成長に弾みをつけられるため、今後も情報収集を強化することで一層効果的なM&Aを実行していく。
(3) 海外出店による成長
現在、アジア圏を中心に海外でフランチャイズ展開を進めている。特に経済発展著しい東南アジアなどの新興国では、可処分所得の増加に伴ってサービス産業が目覚ましく発展しており、そうしたなかで日本ブランドへの評価は依然として高く、特にラーメン、最近ではうどんに対するニーズが拡大している。このため同社は、自社で加盟者を募るフランチャイズ方式と、海外企業やメーカーなどとの業務提携によって出店するライセンス方式の2つの手法を用いて事業を拡大する方針で、将来的には直営での出店も行いたい意向である。多彩なジャンルとメニュー構成、ニーズを生み出す開発力とローカライズなど、これまでに蓄積したノウハウを十分に生かすため、長期的な観点から戦略展開を図っていく考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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