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ミアヘルサホールディングス---25年3月期は増収・2ケタ以上の増益、子育て支援事業が2ケタ増益に


ミアヘルサホールディングスは2025年3月期の決算を発表し、売上高は前期比4.9%増の238.25億円、営業利益は62.2%増の6.41億円と堅実な業績を報告しました。特に子育て支援事業は、売上が6.3%増の97.36億円、セグメント利益が22.3%増の10.70億円と著しく伸びました。一方、医薬事業では新店舗の開業効果が見られたものの、調剤報酬改定の影響で処方箋単価が低下しました。介護事業も増収に転じ、不採算事業所の閉鎖が黒字化に寄与し、効率化が進みました。食品事業では原材料費高騰の影響を受け、顧客数が減少し増収・減益となりました。2026年3月期の業績予想では、売上高微増に対し、営業利益と当期純利益の減少を見込んでいます。

*15:10JST ミアヘルサホールディングス---25年3月期は増収・2ケタ以上の増益、子育て支援事業が2ケタ増益に ミアヘルサホールディングス<7129>は14日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.9%増の238.25億円、営業利益が同62.2%増の6.41億円、経常利益が同72.3%増の6.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.99億円(前年同期は0.05億円の利益)となった。

医薬事業は売上高95.82億円(前年同期比3.0%増)、セグメント利益5.19億円(前年同期比4.8%減)となった。当連結会計年度末における調剤薬局店舗数は、43店舗(前連結会計年度末比+1店舗)となった。処方箋枚数は、2024年1月および7月に開局した新規店舗の処方箋枚数が増加したことで前年同期比106.0%となった。一方、処方箋単価は、後発医薬品調剤体制加算等への対応強化や「かかりつけ薬局」としてのサービスの拡充に努めたが、2024年4月に実施された調剤報酬改定・薬価改定の影響により低下した。

子育て支援事業は売上高97.36億円(前年同期比6.3%増)、セグメント利益10.70億円(前年同期比22.3%増)となった。当連結会計年度末における運営事業所数は、77事業所(前連結会計年度末比変わらず)となった。待機児童の減少により、既存保育園を中心に園児数が減少したものの、2023年4月および2024年9月に開設した認可保育園、ならびに2024年4月に開設した学童クラブの業績が寄与した。また、こども家庭庁において、令和6年人事院勧告に伴う国家公務員給与改定を踏まえた令和6年度補正予算における公定価格の増額改定が行われ、増収要因となった。利益面は、2024年3月末に不採算であった東京都認証保育園を閉園したことにより効率化が進み、採算性が向上した。

介護事業は売上高35.43億円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益0.09億円(前年同期は1.31億円の損失)となった。当連結会計年度末における介護事業所数・施設数は、63事業所(前連結会計年度末比2事業所減)と
なった。2023年8月に開設した「ホスピス対応型ホーム(定員61名)」のサービス付き高齢者向け住宅および併設3事業所(居宅介護支援、訪問介護、訪問看護)の利用者数が増加したことに加え、既存事業所においてもサービス付き高齢者向け住宅の入居率が高稼働で推移し、併設事業所の利用者数も安定したことから、増収となった。また、利益面は、前連結会計年度に実施した不採算事業所の閉鎖による効率化が図られたことで、黒字転換した。

その他(食品事業)は売上高9.63億円(前年同期比3.7%増)、セグメント利益0.15億円(前年同期比42.5%減)となった。学校給食部門では、物価上昇の影響などにより業績は低調に推移した。また、同社がフランチャイジーとして展開する「銀のさら」(3店舗)においては、原材料費等の高騰に伴い、生産コストの上昇分を販売価格に転嫁したものの、宅配食ニーズの落ち込みに加え、価格改定の影響により顧客数が減少した結果、増収・減益となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.1%増の238.40億円、営業利益が同26.7%減の4.70億円、経常利益が同31.7%減の4.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.6%減の2.50億円を見込んでいる。 <ST>
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