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瑞光 Research Memo(4):2024年度(25年2月期)通期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(4)


瑞光は、2024年度において新規事業と戦略的な展開に注力しています。株式会社COTEXを通じたコットン製品製造事業の取得により、衛生用品の素材提供にも力を注いでいます。また、使用済み紙おむつのリサイクル技術に関する実証実験を開始し、廃棄物リサイクルに関するサーキュラーエコノミーパートナーシップに参画しています。さらに、イタリアのDELTA社を子会社化し、グローバルな競争力の強化を図るとともに、防護服の自動製造装置の開発に参入。これにより、従来の労働集約的な生産からの変革を目指しています。これらの取り組みは、今後の成長の中核となることが期待されています。

*18:44JST 瑞光 Research Memo(4):2024年度(25年2月期)通期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(4) 瑞光<6279>

まず1つ目は、新規事業としての取り組みになります。2024年2月に、子会社の株式会社COTEXを通じてコットン製品の製造事業を取得しました。これは事業譲受の形で実施したものです。これまで当社は、衛生用品の製造機械の販売を主力事業として展開してきましたが、今後は製造機械の販売だけでなく、衛生用品の「素材」の面からもお客様に付加価値を提供することを目指し、今回の事業進出に至ったものです。

2つ目のトピックも新規事業に分類される取り組みです。2024年5月に、使用済み紙おむつのリサイクル技術の推進を目的とした実証実験を、産学官の連携によって開始しました。さらに、2025年2月にはこの取り組みを拡大し、「一般廃棄物リサイクル技術推進に関するサーキュラーエコノミーパートナーシップ」に参画しました。新たなパートナー企業も加わり、より広範囲な取り組みへと発展させています。

3つ目のトピックは、当社の本業である衛生用品の製造機械事業に関するものです。

2024年6月に、イタリアのDELTA社を子会社化しました。現在は「ZUIKO DELTA S.R.L.」と社名を変更していますが、この買収により、当社のグローバル展開および製造機械分野での競争力強化を図るものとなっています。

箇条書きの2つ目にも記載のとおり、DELTA社は欧州、米国、南米、アフリカなど幅広い地域への販売実績があります。当社とはエリア的にも製品の価格帯においても補完関係が期待できることから、今後の成長を支えるドライバーとして位置付けています。なお、DELTA社の損益は2024年度の下期から連結損益に反映されており、当期は半年分の業績が反映されています。次年度以降は通期での寄与となる見込みです。

4つ目のトピックは新規事業に分類される取り組みです。2024年10月に発表した「防護服の自動製造装置の開発・販売」への参入がこれにあたります。背景として、防護服は現在、多くが縫製工場で労働集約的に生産されています。当社では、これを自動で製造できる装置を、従来から培ってきた技術を活用して開発しようとしており、現在は初号機の製造に向けた詳細設計を進めている段階です。今後、売上への貢献も見込まれています。

【瑞光】2024年度(25年2月期)通期決算及び中期経営計画説明会文字起こし(5)に続く
<KM>
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