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ベルシステム24ホールディングス---25年2月期増益、CRM事業の利益が順調に増加


ベルシステム24ホールディングスは、2025年2月期連結決算で営業利益が0.9%増の115.87億円、親会社所有者に帰属する当期利益が6.1%増の80.03億円となり、全体として増益を報告した。主力のCRM事業は新技術の活用による利益率の向上が見込まれ、売上収益は減少したものの、税引前利益は10%増加した。特に、生成AI等の新技術を導入し、対応領域とデータ活用の拡大を推進。その他のセグメントでは売上収益が大幅に減少し、減損損失を計上した。2026年2月期は売上収益の4.5%増を見込む。

*13:49JST ベルシステム24ホールディングス---25年2月期増益、CRM事業の利益が順調に増加 ベルシステム24ホールディングス<6183>は9日、2025年2月期連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前期比3.4%減の1,436.07億円、営業利益が同0.9%増の115.87億円、税引前利益が同0.1%増の112.32億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同6.1%増の80.03億円となった。

同社グループの主力事業であるCRM(Customer Relationship Management)事業においては、生成AI等の新技術を活用し、高い利益率が見込めるソリューションモデルへの変革が重要となっている。こうした市場環境の中、顧客接点多様化に伴う対応領域の拡大とデータ活用により、業務品質や付加価値の向上に努めるとともに、新たな事業領域の開拓を推進している。当年度においては、中期経営計画で掲げた「人材(総力4万人の最大活躍)」「型化(データ活用の高度化)」「共創(NEW BPOの領域開拓)」の3つの重点施策を加速させることで、持続的な成長の実現を目指してきた。

CRM事業の売上収益は前期比3.3%減の1,431.96億円、税引前利益は同10.0%増の120.88億円となった。コロナ等国策関連業務が大幅に縮小したことにより、売上収益は前期比で減収となった。利益面においては、販管費の抑制等、収益改善活動を行ったことや、子会社株式の一部売却に伴う利益により税引前利益は前年同期比で増益となった。

その他のセグメントの売上収益は同32.6%減の4.11億円、税引前損失は8.56億円(前期は2.40億円の利益)となった。コンテンツ販売収入の減少に伴い、コンテンツ事業に帰属するのれんについて減損テストを実施した結果、10.12億円の減損損失を計上している。

2026年2月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比4.5%増の1,500.00億円、営業利益が同3.6%増の120.00億円、税引前利益が同4.7%増の117.60億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同1.2%増の81.00億円を見込んでいる。 <ST>
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