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東洋ドライルーブ Research Memo(3):決算説明(2)


東洋ドライルーブの2025年6月期第2四半期における売上高は25億6,600万円に達し、前年同期比9.0%増となりました。営業利益は4億2,100万円で12.3%増加、経常利益は24.6%増の5億1,800万円を記録しました。主に自動車部品と光学機器の売上が寄与しており、自動車部品は全体売上の53.9%を占め、前年同期比6.6%増加しました。光学機器は前期比14.1%増の売上となっています。一方、電子部品の売上は低調で2.9%減少しました。原価の上昇にも関わらず、生産性の向上で影響を抑えました。営業利益の増加は売上高の増加や製造効率化によるものです。

*12:03JST 東洋ドライルーブ Research Memo(3):決算説明(2) 東洋ドライルーブ<4976>

「ドライルーブ」の採用例です。スライドには自動車機器、電子部品、光学機器、その他を記載しています。自動車機器では内燃機関、その周辺機器の駆動伝達関係、制御機器など、さまざまなところで採用されています。

電子部品では、スイッチやマイクロモーター、ゲーム機器などに採用されています。光学機器に関しては、先ほどご説明したとおりです。

2025年6月期第2四半期の連結業績について報告します。

2025年6月期第2四半期の連結業績です。売上高が25億6,600万円で前期比2億1,200万円増加し、9.0パーセントの増収でした。営業利益は4億2,100万円で前期比12.3パーセント増、経常利益は5億1,800万円、前期比24.6パーセント増となりました。

親会社株主に帰属する当期純利益は3億5,800万円、前期比13.6パーセント増となりました。自動車部品と光学機器において、売上は前期比増という結果でした。原価高騰時代と言われており、当社も労務費、電力費、原材料費等、原価に関わるすべての費用が大幅に増加しましたが、売上の増加と生産性を向上させたことにより、製造原価増加の影響を抑制することができました。

採用先別連結売上高です。スライド左上の円グラフのとおり、自動車が全体の53.9パーセントを占めています。2024年6月期の55.1パーセントから53.9パーセントと、比率は若干下がりましたが、売上は前期比6.6パーセント増と、8,600万円ほど増加させることができました。

光学機器は、カメラ本体および交換レンズの生産量が好調に推移した結果、売上高が5億5,700万円、前期比14.1パーセント増と6,900万円ほどの増収となりました。一方、電子部品はゲーム機およびスイッチ類が低調で、前期比で2.9パーセント減、900万円減少しました。

自動車に関して少し補足すると、私どもでは自動車を6つの分野に分類しています。その他を含めると7分野です。エンジン本体そのものに関しては大きく減少していますが、エンジンの制御機器関連や駆動部品関係、内装・外装関係が増加したことにより増収となりました。

営業利益の分析です。営業利益は前年第2四半期が3億7,500万円であったのに対し、売上高の増加が2億1,200万円、製造固定費の増加が3,500万円です。これは、労務費と設備投資による減価償却費の増加によるものです。

製造変動費は、売上高の増加に比較すると、率としては増えている状況です。販売管理費は前年とほぼ変わらない状況になっています。結果として、営業利益が4億2,100万円と5,000万円近くの増益となりました。

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