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メディネット---1Q減収なるも、特定細胞加工物製造業では特定細胞加工の売上高が安定受注により増加


メディネットは、2025年9月期第1四半期において17.7%減の2.04億円の売上高を計上したが、特定細胞加工物製造業での安定受注により特定細胞加工の売上は増加しています。同社は積極的に特定細胞加工物製造業、CDMO事業、バリューチェーン事業の拡大に取り組んでいます。また、資生堂から技術提供を受けたS-DSC(R)製造受託も開始しました。一方で、原材料費や販売費の増加、前年度の技術移転一時金の欠如により、全体の売上は減少しました。再生医療等製品事業においては売上が微減し、新しい開発候補品の獲得に向けて努力を続けています。全年度の業績予想に関して、売上高は21.0%増の9.30億円を見込んでいますが、営業損失も継続しています。

*19:36JST メディネット---1Q減収なるも、特定細胞加工物製造業では特定細胞加工の売上高が安定受注により増加 メディネット<2370>は13日、2025年9月期第1四半期(24年10月-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比17.7%減の2.04億円、営業損失が3.82億円(前年同期は2.93億円の損失)、経常損失が3.51億円(同2.91億円の損失)、四半期純損失が3.45億円(同2.92億円の損失)となった。

細胞加工業の売上高は前年同期比17.7%減の2.04億円、セグメント損失は1.18億円(前年同期は0.31億円の損失)となった。細胞加工業の3つのビジネス領域(特定細胞加工物製造業・CDMO事業・バリューチェーン事業)の拡大に向けて積極的な活動を展開している。当第1四半期において、特定細胞加工物製造業では従来の免疫細胞の製造受託に加え、資生堂<4911>より技術提供を受けたS-DSC(R)の製造受託開始により、特定細胞加工の売上高は受注が安定したこと、また、前年同期に計上した技術移転一時金が発生しなかったことから、売上高は減収となった。売上高が減少となったこと及び細胞加工受託の拡大に向けた新規細胞加工の受託体制の整備に係る先行投資による原価の増加や販売費の増加等により、損失となった。

再生医療等製品事業の売上高は同5.6%減の0.00億円、研究開発費の減少等によりセグメント損失は1.07億円(同1.15億円の損失)となった。九州大学と共同で実施していた慢性心不全治療を目的とする再生医療等製品(α-GalCer/DC)の医師主導第IIb相試験の結果を踏まえて総合的に検討した結果、α-GalCer/DCの開発中止を2024年11月に決定した。今後、α-GalCer/DCにかわる開発候補品の早期獲得を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を行っていくとしている。

2025年9月期通期の業績予想については、売上高が前期比21.0%増の9.30億円、営業損失が14.91億円、経常損失が14.85億円、当期純損失14.89億円とする期初計画を据え置いている。

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