シード Research Memo(5):大規模設備投資の影響もあり増収減益。生産力の増強による売上拡大を見込む(1)
2025年3月期第2四半期のシードの業績は、売上高が前年同期比5.5%増の16,828百万円、営業利益は33.1%減の874百万円となりました。売上増加はコンタクトレンズ需要の拡大によるものですが、設備投資や一時的な機械トラブル、円安による輸入価格上昇が利益の減少に影響しました。2号棟別館の竣工と4号棟の建設による生産力強化が課題とされ、2026年1月の竣工を予定しています。また、国内外での新製品や治験が進行中です。国際展開も積極的に進められ、特にアジア市場での成長が期待されています。今後の設備投資による生産力強化で、第3四半期以降の売上回復が見込まれています。
1. 2025年3月期第2四半期累計の業績概要
2025年3月期第2四半期累計の業績は、売上高16,828百万円(前年同期比5.5%増)、営業利益874百万円(同33.1%減)、経常利益764百万円(同44.1%減)、親会社株主に帰属する中間純利益548百万円(同33.7%減)となった。売上高については、国内外のコンタクトレンズ需要は堅調に拡大しており、鴻巣研究所2号棟別館の竣工や4号棟の新規建設着手などの設備増設施策を進めたものの、生産能力の現状の上限制約による販売活動の抑制が見られた。営業利益については、生産数増加による売上高増加の寄与はあったものの、既存設備における一時的な機械トラブルによる一時的な原価率の上昇や、一部の輸入商品が円安の影響によって輸入価格が上昇したことが影響を及ぼした。販売費及び一般管理費については、本社移転に伴う一過性の費用が第1四半期に発生しているほか、人員増加・処遇改善による人件費の増加や治験の進捗に伴う研究開発費の支払いが発生したが、期初計画通りである。
同社業績については、旺盛な需要に対する生産力の向上が最大の課題として挙げられる。既存の生産設備はフルキャパシティで稼働しており、国内外の需要に対応するためには、設備の増設や既存設備の入れ替えが不可欠である。足元では新たに4号棟の建設に着手しており、2026年1月の竣工を予定している。2号棟の別館は計画を上回るスピードで稼働を開始したが、、遠近両用・乱視用製品の生産が順次回復することで第3四半期以降の巻き返しが見込まれている。
新規製品や近視進行抑制関連として国内でシード1dayPure EDOF、オルソケラトロジーレンズを用いての治験が実施中である。さらに、国内外の大学において臨床研究等が行われている。2025年3月期は中期経営計画の初年度であるが2号棟別館建設と竣工、新本社竣工と移転、4号棟着工準備など、極めて大きな設備投資が重なり、第2四半期累計では前年同期比で減益となった。一方、設備投資計画に基づき、生産力の増強という課題に対してスピード感と確実性を持って取り組んでおり、第3四半期以降の挽回が大きく期待できると弊社では見ている。
事業別売上高では、コンタクトレンズでは、引き続き国産の「シード1dayPureシリーズ」を中心として、2つの異なるベクトルを持つシリコーンハイドロゲルレンズや、特に市場の伸長が最も見込まれる遠近両用コンタクトレンズなどの高付加価値商品の拡販に注力した。製品別では、主力商品である「シード1dayPureシリーズ」は需要が引き続き拡大しているものの、国内外向け乱視用・遠近両用における納期遅延による販売機会損失の影響を受け、前年同期比3.2%の増加にとどまった。オルソケラトロジーレンズは同22.2%増と大きく伸長、サークル・カラーコンタクトレンズはSNSを活用した販売促進を展開したが、販売チャネルの多様化と競合商品の増加の影響もあり同1.2%減となった。一方、ケア用品では、特にオルソケラトロジーレンズに関連するケア用品の売上が増加し、同2.8%増の伸びを示した。このケア用品の成長は、オルソケラトロジーレンズの普及拡大に伴う需要増加が主な要因である。両事業ともに需要拡大を背景に売上が順調に推移している。海外へのコンタクトレンズ輸出については、アジア・欧州ともに販売の回復傾向が見られ同21.6%増となったが、各国からのバックオーダーの解消には至らず、在庫水準の適正化途上である。
同社は、2025年3月期第2四半期においても国際展開を積極的に進めており、現在アジア地域やヨーロッパ地域を中心に、50以上の国と地域に事業を展開している。この広範な国際展開は、同社のグローバルなプレゼンスの強化に寄与しており、今後も更なる成長が期待される。特にアジア市場においては、近視人口の増加が顕著であり、同社の商品需要が高まっているため、引き続き重点的な取り組みが求められるであろう。また、ヨーロッパ市場においても、安定した市場拡大が期待されており、国際市場での競争力を一層高めていく方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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