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新興市場銘柄ダイジェスト:BTMは大幅に5日続落、AViCが年初来高値


Best One Dotは大幅に反落し、25年7月期の営業利益予想を上方修正しました。一方、BTMは5日続落しており、信用取引の規制措置強化が影響を及ぼしています。DELTA-Pはストップ高を記録し、急性骨髄性白血病に関する試験で進展があったことが支持されています。エルテスは大幅に反発し、インターコムとのサービス連携を発表しました。AIプロダクトに関する考え方を公表したAViCは年初来高値を更新。トライアルは11月の既存店売上高が前年同月比で5.0%増加、特に生鮮食品が好調でした。

*16:26JST 新興市場銘柄ダイジェスト:BTMは大幅に5日続落、AViCが年初来高値 <6577> ベストワンドット 2970 -80
大幅反落。25年7月期の営業利益予想を従来の1.75億-4.15億円から3.10億-4.25億円(前期実績2.63億円)に上方修正している。25年6月発コスタセレーナ金沢発着チャータークルーズの催行の決定と足元の販売が好調なため。他船のキャビン買い取りで売上総利益率が向上していることも利益を押し上げる見通し。同時に発表した第1四半期(24年8-10月)の営業利益は前年同期比63.3%増の0.43億円で着地している。

<5247> BTM 2480 -145
大幅に5日続落。東証が11日から信用取引に関する規制措置を強化したことが嫌気され、取引を圧迫するとの見方から売り優勢となっている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)となった。日証金も増担保金徴収措置を強化している。BTM株は5日に年初来高値を更新するなど短期間に急伸した後、利益確定売りに押される展開が続いている。

<4598> DELTA-P 676 +100
ストップ高。ベネトクラクス(VEN)の前治療(1次療法)で無効/再発した急性骨髄性白血病患者を対象に米国で進めている開発品「DFP-10917」とVENの併用の臨床第1/2相試験について、最初の3症例の忍容性がデータ評価委員会(DMC)で承認されたと9日の取引終了後に発表し、引き続き買い材料視されている。抹消血中の骨髄細胞数は3症例ともに治療開始後4週間以内にゼロとなり、その後の骨髄検査で完全寛解が確認されたという。

<3967> エルテス 705 +15
大幅に反発。情報漏洩対策とIT資産管理・MDMツール「MaLion」を提供するインターコム(東京都千代田区)とサービス連携するほか、セミナー共同開催などの営業連携に取り組むと発表している。Mac端末のログも収集可能なMaLionから自社の内部脅威検知サービス「Internal Risk Intelligence」へログ情報を連携する。これまでログ情報の不足が原因で、Mac端末を活用する企業へのInternal Risk Intelligenceの導入が進んでいなかった。

<9554> AViC 1268 +38
年初来高値。「AIプロダクト開発に対する考え方と実績に関するお知らせ」を開示している。この中で、AIの活用で動画フォーマットを含む広告のクリエイティブ分析からプランニング、制作を可能にする自社開発の「Cre Tech Force」について、今後の動画広告市場は拡大傾向となるとした上で、画像・動画生成AIの技術を組み込み、改善案を反映させた静止画のラフ案などを画像や動画フォーマットで出力できる機能の開発を進めているとしている。

<141a> トライアル 2963 +36
大幅に6日ぶり反発。11月の既存店売上高を前年同月比5.0%増と発表している。前月(0.8%増)から伸びが拡大した。客数は3.5%増(前月0.0%)、客単価は1.5%増(同0.7%増)だった。全店ベースの売上高は13.0%増(同8.8%増)。来店客数の増加が既存店売上高をけん引した。特に生鮮食品の強さが際立ち、即食ニーズを先読みした商品提案が奏功した。月末に開催したポイントアップイベントも成長に貢献したとしている。 <ST>
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