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クオルテック---1Qは2ケタ増収、信頼性評価事業と微細加工事業が増収増益に


クオルテックは2025年6月期第1四半期の決算で売上高8.99億円(前年同期比10.7%増)を記録しました。信頼性評価事業は、パワーサイクル試験事業の主要顧客からの受注回復と環境試験事業の好調により、売上高7.89億円(9.2%増)と営業利益2.13億円(4.8%増)を達成しました。一方、微細加工事業も、レーザ加工や表面処理技術事業の受注増で売上高0.96億円(20.2%増)、営業利益0.37億円(164.8%増)を見せました。他の事業も売上高を0.14億円(41.8%増)としましたが、営業損失0.04億円を計上しています。全年間の業績予想は、売上高40.00億円(10.4%増)、営業利益3.85億円(1.0%増)を維持しています。

*13:28JST クオルテック---1Qは2ケタ増収、信頼性評価事業と微細加工事業が増収増益に クオルテック<9165>は14日、2025年6月期第1四半期(24年7月-9月)決算を発表した。売上高は前年同期比10.7%増の8.99億円、営業利益は同24.1%減の0.35億円、経常利益は同9.8%増の0.35億円、四半期純利益は同22.6%減の0.20億円となった。

信頼性評価事業の売上高は7.89億円(前年同期比9.2%増)、営業利益は2.13億円(同4.8%増)となった。パワーサイクル試験事業において主要顧客からの受注が順調に回復していることが業績を牽引した。環境試験事業では各種試験ともに好調に推移したほか、長期に亘る試験が終了したことが業績に寄与した。断面研磨事業も引き続き順調な受注推移となっている。

微細加工事業の売上高は0.96億円(同20.2%増)、営業利益は0.37億円(同164.8%増)となった。レーザ加工事業において量産品加工の需要が大きく回復したことや、試作品加工でも堅調な受注獲得が出来たことで売上高が伸長した。また、当第1四半期会計期間より当セグメントとなった表面処理技術事業においては、主要顧客からの受注が好調に推移したことが業績に寄与した。

その他事業の売上高は0.14億円(同41.8%増)、営業損失0.04億円(前年同期は0.05億円の損失)となった。バイオ事業において受託試験の受注が好調に推移したことにより、売上高が大きく伸長した。

2025年6月期通期の業績予想については、売上高が前期比10.4%増の40.00億円、営業利益が同1.0%増の3.85億円、経常利益が同0.9%増の3.70億円、当期純利益は同3.7%増の2.80億円とする期初計画を据え置いている。


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