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ヒガシトゥエンティワン---2Qは2ケタ増収も一時費用等により減益


ヒガシトゥエンティワンは2025年3月期第2四半期の連結決算を発表。売上高は前年同期比12.5%増の219.76億円ながら、営業利益は2.4%減の11.04億円と減益になった。主な増収要因として、大手e-コマース向け業務の拡大や新貨幣対応の精密機器配送が挙げられる。一方で、ネオコンピタンスの買収関連費用やe-コマース向け新倉庫の立ち上げ費用が利益を圧迫した。 運送事業の売上は増加したが利益は減少、倉庫事業と商品販売業務は利益が増加した。通期業績予想は売上高425.00億円、営業利益24.50億円とし、期初計画を据え置いている。

*17:31JST ヒガシトゥエンティワン---2Qは2ケタ増収も一時費用等により減益 ヒガシトゥエンティワン<9029>は25日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.5%増の219.76億円、営業利益が同2.4%減の11.04億円、経常利益が同3.2%減の11.67億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同7.1%減の6.89億円となった。

大手e-コマース向け業務の神戸西ロジスティクスセンターの開設、新貨幣対応の精密機器の配送・設置業務や大手インフラ会社向け資材販売の取扱物量が増加したこと等により増収となったものの、2024年6月の株式会社ネオコンピタンス買収による取得関連費用(80百万円)、大手e-コマース向けの大型新倉庫の立上げの為の一時費用、さらには2024年7月の大手e-コマース向けドリンク事業の大規模拡張移転に伴うロジスティクスセンターの再編の為の移設費用などにより減益となった。

運送事業の売上高は前年同期比4.5%増の115.89億円、セグメント利益は同5.9%減の13.51億円となった。主に新貨幣対応の精密機器配送・設置業務や大手e-コマース向けの配送業務により売上が増加したものの、ITサポート事業における前年特需の反動や事業拡大に向けた人件費等の増加により、セグメント利益が減少した。

倉庫事業の売上高は同31.5%増の66.19億円、セグメント利益は同15.1%増の4.98億円となった。主に大手e-コマース向け業務の倉庫開設により売上が増加した。

商品販売事業の売上高は同14.8%増の24.40億円、セグメント利益は同47.4%増の1.51億円となった。主に大口得意先に対する資材販売業務が増加した。

ウエルフェア事業の売上高は同5.6%増の5.57億円、セグメント利益は同14.1%増の0.90億円となった。主に福祉用具の貸出しにより売上が増加した。

その他の売上高は同2.7%増の7.70億円、セグメント利益は同1.1%増の1.48億円となった。主に株式会社旅人における2024年4月からの価格改定により売上が増加した。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.6%増の425.00億円、営業利益が同11.9%増の24.50億円、経常利益が同12.6%増の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の16.40億円とする期初計画を据え置いている。

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