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~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.2(2023年12月8日公開)


*18:16JST ~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.2(2023年12月8日公開) 「株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.1」の続き

●はっしゃん

永山さん、このあたりで1回いいですか。非常に面白いかなと思って聞いていました。最初、慶應大学の学生みたいなところの方、本当に最先端でインターネットの魅力を感じたような方が起業して、少しずつ大きくなってきたっていうところ。私自身も実はエンジニア出身なので、そういう夢を見たこともあるのですよね。実際にはなかなか難しくて、その軌道に乗せるにはいろいろ紆余曲折があったと思うのですが、そういう形でずっといろいろ変革を経ながら続けてきたかなっていうところ、よく分かりますね。


あと、社員の方がやっぱり若いっていうのがいいですね。20代が多くて、平均年齢が30代前半っていうところがすごく魅力的で。実は私、本のほうでも書いているのですが、とにかく成長企業を買うのだったら、平均年齢を四季報で見て、平均年齢が若い会社を選ぶのがお勧めですよと言っているのですね。これは何故なのかというと、平均年齢が高いほどお給料は高くなるのですけれども、それに見合った仕事って、今なかなか変革の時代なので難しいのですよね。こう見ると、頭の柔らかい世代が多くいる若い会社、伸び盛りの会社っていう、非常にこのあたりが好印象ですね。


あと、右肩上がりの成長を続けているっていうところも、私もどうしても右肩上がりの会社でないと株価は上がらないので、とにかく業績右肩上がりを探すっていうところ、このあたりを基本にしておりますので、特に上場してからは、多分、手元資金に余裕ができたのでM&Aを活用してっていうところも、これも結構重要なポイントだと思いますので、これからちょっとそのあたりもお聞きしたいと思います。

■アピリッツ 永山

ありがとうございます。若者を中心にというのは、経営ボード含めて、全社でもその意識が根づいていて、やはり若い人のアイデアとか柔軟性って数値化できないんですが、本当に重要な部分だなっていうのを日々感じていますので、その点でもちょっと見ていただけるとうれしいなと思います。


早速ですが、四季報ですね。投資家の皆さん、四季報よく御覧になると思うのですが、我々は、今期連結の予想は売上高が87億円、営業利益が5.5億円と。四季報さんの予想のほうも、ほぼほぼ近しいものになっています。これ実は、期初発表した時は、四季報さんは売上げが九十何億の営業利益7億円って出されていたのですが、いや、そんな行かないよと思って、ちゃんと取材してくださいよとお願いをして、取材をしていただいて、今この数値になっているというところです。なので、個人投資家の皆さん、結構ここを見ると思うのですが、ほぼほぼ四季報の予想と我々の予想は合致していますよなんていう、ちょっと余談の情報ですね。

●はっしゃん
そこ、いいお話ですね。ちょっとコメントさせてください。実は、私もいろいろ経営者の方にお話を聞く機会があるのですが、その四季報さんとの関係っていうのが非常に難しいっておっしゃる方が多くて、勝手にいい予想をされたり、悪い予想をされたりして、株価にも影響するっていうことで困っている方も聞いたことあるんです。アピリッツさんの場合は、実際にちょっといい予想を出されたのですが、ちゃんとコミュニケーションを取られて、より現実に近いような形でやり取りもされたということですね。

■アピリッツ 永山

そうですね。おっしゃるとおりで、まだまだ我々、小型株なので、例えばアナリストレポートっていうのは、第三者の独立系のアナリストレポートは出していただいているんですが、証券会社、皆さんがよく使う大手の証券会社はレポートを出してくれていないっていうところもあるんで、実は、四季報が一番投資家の方が触れる客観的な数字になるんですよね。だから、IRの仕事としては、そこのコンセンサスを我々が思っているものと大きく乖離していると、本当にミスリードをされてしまうので、そこはこっちから積極的に働きかけて、取材をもう1回してもらって、その上でっていう感じなので、ここは、やはり大事なとこだったかなと思いますね。

●はっしゃん

すばらしいと思うのは、どちらかというと、どうしても数字だけ見ると減額っていう形になるのですが、そこをしっかりやられているっていうのは、個人的には信頼感が非常にあるエピソードですね。

■アピリッツ 永山

やっぱり、もちろん発行体として頑張っている側としたら、時価総額が高い、株価が高いっていうのはもちろんうれしいことなのですが、IRの方針としてやっているのは、あまねく情報を細かく出して、皆さんに評価いただいて、いわゆるフェアバリューになるのが一番のIRの使命だなと思っていて。高過ぎてもよくないですし、低過ぎるのもよくないですしと思っているので、そこは引き続き意識しながらIRをやりたいなと思っています。

●はっしゃん

ありがとうございます。

■アピリッツ 永山

あとは、これは過去1年間の株価の推移ですね。すごいボラがあると思います。上場後は、後ほど後段で説明しますが、10年間、安定成長して、利益も積み上げていってるのですが、大体、見ていただくと、決算の前にバーッて上がっていって、決算発表すると下がるをずっと繰り返していると。なかなかここのところが。つまり、いろんな要因があるので、地合いの話を言い出しちゃうと切りがないので、それを抜きにしたとしても、我々としては結局、決算前に期待されている、出した決算が例えば業績予想どおりだったとしても、期待感を下回っているのかなと思っています、というところですね。なので、ちょっとずつ株価は切り上がっていってはいるのですが、もうちょっとこのあたり、ちゃんと成長を持続、継続して、IRを積極的にやって、もうちょっと引き上がっていけたらいいのかなと思っています。


あと、投資家さん一番気になるのは、株主構成も気になったりすると思います。うち、ちょっとほかの企業と珍しくて違うのですが、1位、2位が、これ資産管理会社の名前なのですが、実はエンジェル投資家ですと。学生が起業した時にお世話になっていた方が、実は出資してくれて起こった会社なのですね。なので、今の社長、和田というのですが、4位ですね。比率も見ていただいたとおり、そんなに大きく持っていないのが現状です。


そこが一つ、投資家さんからすると、じゃあどっかで吐き出されちゃったら、株価暴落しちゃうじゃないかとお思いかもしれないのですが、エンジェル投資家の方は、発行体の言うとおりにしますよ、今後もということは明言していただいているんで、おかしなことにならないよってことだけは覚えておいていただければなと思います。比率にしても、やっぱり今、個人投資家の方に支えられていますんで、積極的にこれからもIRやっていきたいなと思っています。

●はっしゃん

ここもちょっと質問させていただいていいですか。

■アピリッツ 永山

どうぞ。

●はっしゃん

株主構成、結構、成長企業とか、特に新規上場して日が浅い企業に関しては、ここ、気にされる投資家の皆さん多いと思うのですね。まず、やっぱり重要になるのは、社長をされている方が筆頭株主のほうが経営は安定しやすいっていうところがあるのですけれども、御社の場合はエンジェル投資家がトップになっているっていう点がありますよね。ただ、上場してから、M&Aとか重要な意思決定とかをされているので、そういう成長なり拡大を、そういう株主の指示を得てやられていると思うのですけれども、そのあたりに関して、社長の方の指導力、あるいは筆頭株主との関係が良好というふうに理解してよろしいですかね。

■アピリッツ 永山

はい、良好ですね。実は、これは別にお話ししていいと思うのでお話しすると、実は経営に口は出したことがないです。

●はっしゃん

そうなんですね。

■アピリッツ 永山

はい。さすがに上場してからはインサイダーとかもあるので、しょっちゅうコミュニケーション取ることはしないようにしているのですが、基本、経営に口を出されたことはなくて。例えば、ちょっと前段のページで説明した過去20年間で、社長交代するよとか、そういう時は大人としてアドバイスをくれていたりしたのですが、今となっては、もはや我々がすることに関して、普段の中で何かアドバイスとか助言もない。強いて言うなら、株主総会の時に、議案を上程した時に、イエスって言ってくれているっていう感じなので。イメージとしては、そこは全然関わっていないですよと思っていただいていいかなと。だから、本当に純粋なエンジェルですよね。いろんな会社さんが欲しがるエンジェル投資家だと思います。

●はっしゃん

うらやましいですね。

「~株式会社アピリッツ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし~Vol.3」に続く

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