井関農 Research Memo(7):「変革」をキーワードにさらなる100年企業を目指す(1)
1. 新中期経営計画~次の100年に向け、「変革」の土台を整える~
井関農機<6310>は2021年12月期、創立100年を迎える2025年12月期を最終年度とする新中期経営計画を策定した。計画を実現すべく、全社一丸となって取り組んでいる。
新中期経営計画のキーワードは「変革」。2025年のその先、さらなる100年企業を目指して、そのための礎づくりを行っていくことが主な目的だ。基本的な戦略は以下の2つに大別される。
・ベストソリューションの提供:製品だけでなくモノからコトへ「サービス」の提供に注力
・収益とガバナンス強化による企業価値向上:売上高に左右されることなく収益を確実に上げられる筋肉質への体質転換
上記2つの基本戦略の下に、具体的には「選択と集中」、「ビジネスモデル転換」(左記の2つはベストソリューションの提供に入る)、「収益性改善」、そして「ESG」(これらの2つは収益とガバナンス強化による企業価値向上に入る)という4つの切り口から戦略を実行に移していく考えだ。
2. 選択と集中
具体的な取り組みとしてまずは「選択と集中」が挙げられる。外部環境の変化に呼応する形で有限である社内のリソースを効率的に活用していくことを目指す。
国内市場の販売活動においては、農業経営体が大規模化しているなか大規模農家顧客のさらなる拡大を図ること、トラクタ、コンバイン、田植機それぞれのカテゴリーの大型農機フラッグシップモデルであるJapanシリーズの販売に注力することを基本的な方針として掲げている。また、昨今の農業へのICT導入の流れを受け、「ロボットトラクタTJ Vシリーズ」や「さなえPRJ8ロボット田植機」などのスマート農機の販売にもリソースを重点配分することを計画している。農林水産省が示しているデータからも、家族経営体が減少し、組織経営体が増えるなかで耕作農地の大規模化が進んでいることが分かる。
海外市場の販売活動については、各地域のニーズに即した製品の販売に注力する。北米においては、コンパクト市場でのシェア拡大を目標にグローバル戦略パートナーであるAGCO社のコンパクトトラクタなどの販売に注力する。欧州では、景観整備市場でのさらなるシェア拡大を目指して景観整備用トラクタの販売に注力するほか、環境意識の高まりを受けて電動化製品の新規投入にも注力する方針だ(シェア拡大のために連結化も視野に販売網の再構築を行っていく構え)。アジアにおいては、日本で培った稲作ノウハウ・農機を展開しながらタイのIST社を起点に事業を拡大・加速する計画である。
商品開発、特に将来に向けた先行開発においては、「グローバル戦略機の開発」「電動化製品の開発」「スマート農機の開発」の3つを主な重点施策として掲げている。グローバル戦略機については、トラクタ、コンバイン、田植機のカテゴリーごとに共通のプラットフォームを開発することにより、開発のコスト削減と効率化を実現していく考えだ。また、スマート農機の開発においては、レベル3(完全無人型の遠隔監視型ロボット農機)の本格的な普及に向けて対応する農機の開発に注力する。今後、農家が大規模化する中でより効率的な農業が求められてくること、データを基にした様々な新規ビジネスが生まれる可能性があることなどを考慮すると、スマート農機の開発に注力することは非常に重要であると弊社は考えている。
3. ビジネスモデル転換
モノを売り切るビジネスに比べてサービスで継続的に収益を稼ぐビジネスモデルの優位性が広く認識されているなか、同社も従来の農機売り切りが中心のビジネスモデルから「データ」を軸にしたサービスの提供、修理・メンテナンスなどで継続的に収益を上げるビジネスモデルへと転換を図る計画である。
具体的には現在、全地球測位衛星システム(GNSS)を活用した安価で高精度な位置情報サービス(ロボット農機や自動操舵機能が付いた農機の稼働に必要となる)を月額3,300円で提供し、顧客のアンテナ建設の初期費用を抑えている。今後は、スマート農機から得られるデータを基にしたコンサルティング業務、データの外販、Amoniで提供している情報の有料化などの新規ビジネスが考えられるだろう。現在でもICTを搭載した農機を市場に投入している同社は、農機や農作業に関するデータを収集できる体制は整っており、今後はアイデア次第でデータを収益化するビジネスを多く生み出していくことができると弊社は考えている。
また、こういったICT農機で出たデータを収集し、顧客が活用する流れを加速させていく。あるいは営業の現場でデータを活用しメンテナンス等新しいサービスの展開を図るだけでなく、働き方の改革にもつなげていく。また、開発の場面で得られたデータを製品開発に活用し、生産性を向上させるなどDXを加速させていく考えだ。
さらに、アフターサービスである部品・修理収入の安定拡大も目指す。具体的には、大型整備拠点を中心としたサービス体制への変更、大型整備拠点の拡充を図ることなどを計画している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<SI>
上戸彩、超大物女優から10代で言われた「あなたの席いつでも埋まるわよ」に今も感謝「熱い人」
【日本代表】“死の組”に森保監督「予想通り厳しいグループに入ったな、と」豪州、サウジと同組
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
41歳吉本ピン芸人が激白「手ぶらでは無理な体になっちゃいました」
サウジアラビア、日本のように「あの手この手」でW杯常連国へ Jリーグをロールモデルに代表強化
松山千春、春のコンサートツアーファイナルは恒例の札幌公演「無事に北海道に帰ってきました」
ラウール「人生初挫折。悔しくて泣いたの初めて」パリのモデル事務所入りの苦労告白
QPS、臨床試験および細胞治療開発のための新しい臨床検査サービスを発表
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
【データ】大谷翔平、球団新10戦連続打点 大リーグ記録は1922年グリムスの17試合
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
株主優待の桐谷さん「アダルトサイトを見てたらウィルス感染」正直投稿 修復のお礼はやはり…
丸亀製麺の「丸亀うどーなつ」が販売開始で完売店舗続出!過去の「うどんで作ったドーナッツ」と比較すると……
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
大谷翔平25号、驚異の2試合連続先頭打者弾 ここ10試合で8発の荒稼ぎ 得意の6月、11本目
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
米国育ちの37歳女性タレントが提唱「エンドレス牛丼」にネット賛同「発想なかった」「いいね」
心臓手術の可能性も アレク「違う病院に行こうと思ってます」セカンドオピニオン検討
生後間もない我が子がソファから落下 シンママのユーチューバー猛省「何を失ってもいいから…」
『水曜日のダウンタウン』覆面出演者の正体考察合戦でネット大盛り上がり
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
イケメンだから許される!堀北真希と山本耕史の「馴れ初め」が映画化希望するレベル
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
都知事選掲示板にヌードポスター ひろゆき氏「世も末」 SNSで批判噴出
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
「愛が生まれた日」藤谷美和子(56)の現在がヤバい!?徘徊生活を送っていた過去も明らかに。
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
柏原崇(45)現在を調べてみた結果、相変わらずかっこよすぎた!
松本人志飲み会参加セクシー女優「警察に相談しに行きました」報告「さすがにこれは酷すぎる」
上戸彩、超大物女優から10代で言われた「あなたの席いつでも埋まるわよ」に今も感謝「熱い人」
【日本代表】“死の組”に森保監督「予想通り厳しいグループに入ったな、と」豪州、サウジと同組
41歳吉本ピン芸人が激白「手ぶらでは無理な体になっちゃいました」
サウジアラビア、日本のように「あの手この手」でW杯常連国へ Jリーグをロールモデルに代表強化
松山千春、春のコンサートツアーファイナルは恒例の札幌公演「無事に北海道に帰ってきました」
ラウール「人生初挫折。悔しくて泣いたの初めて」パリのモデル事務所入りの苦労告白
QPS、臨床試験および細胞治療開発のための新しい臨床検査サービスを発表
【データ】大谷翔平、球団新10戦連続打点 大リーグ記録は1922年グリムスの17試合
【DeNA】平良拳太郎が復帰登板で5回1失点 恩人・阿部監督への感謝をマウンドで示す
王林、パンツ&へそピアスチラリコーデ披露「カッコいい」の声 映画「あぶない刑事」鑑賞報告