starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

サウジアラビア、日本のように「あの手この手」でW杯常連国へ Jリーグをロールモデルに代表強化


サウジアラビア代表・マンチーニ監督(2015年8月12日撮影)

サッカー2026年W杯北中米大会アジア最終予選(9月5日~来年6月10日)の組み合わせ抽選会が27日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、8大会連続の出場を狙う日本代表(FIFAランキング17位)はC組でオーストラリア(23位)、サウジアラビア(56位)、バーレーン(81位)、中国(88位)インドネシア(134位)との対戦が決まった。アジア枠は前回までの4・5枠から8・5枠に拡大しているが、「最終予選は別次元の戦い」という森保一監督の言葉通り、予断できない厳しい戦いとなりそうだ。

   ◇   ◇   ◇

サウジアラビアは今、サッカー界に大きな風を吹かせている。政府が1971年に創設した「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」。オイルマネーで得た国家の貯蓄口座をもとに、1年前に自国の強豪アルナスル、アルイテハド、アルヒラル、アルアハリを買収。ブラジル代表のネイマールや、フランス代表のカンテら多くのスター選手を獲得し、サッカー界に地殻変動を起こした。かつてJリーグが世界からスター選手を呼び、クラブの成長と選手育成、そして代表強化につなげたこともロールモデルだ。

PIFはプレミアリーグのニューカッスルを21年秋に買収して以降、欧州に進出する。サウジアラビアでクラブW杯、スペインスーパーカップ、イタリアやトルコのカップ戦決勝などを開催し、27年アジア杯を予定。さらに34年にはカタールに続く中東でのW杯開催に向けて動いている。

日本との関係も強い。5月にサウジアラビアプロリーグはJリーグと戦略的なパートナーシップ協定を締結。ACLで目覚ましい成績を残す両国リーグが手を組み「フットボール水準の向上を目的」とした人材交流や情報共有を行っている。Jリーグを足掛かりにアジアサッカーの盟主へと成長した日本のように「あの手この手」でW杯常連国への歩みを進めている。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.