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アルファ---1Qは2ケタ増収・損益面では黒字転換、自動車部品事業の売上高が増加


アルファ<3434>は6日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比26.1%増の134.95億円、営業利益が2.55億円(前年同期は2.34億円の損失)、経常利益が3.66億円(同4.21億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.99億円(同4.94億円の損失)となった。

自動車部品事業(日本)の売上高は前年同期比53.9%増の16.71億円、営業損失は1.66億円(前年同期は2.63億円の損失)となった。半導体供給問題による得意先減産の影響は受けたものの、コロナ禍による前期の大幅減産からは持ち直した。

自動車部品事業(北米)の売上高は前年同期比37.4%増の26.99億円、営業利益は同293.1%増の0.70億円となった。半導体供給問題による得意先減産の影響は受けたが、コロナ禍による前期の大幅減産から持ち直した。

自動車部品事業(アジア)の売上高は前年同期比36.8%増の42.83億円、営業利益は2.40億円(前年同期は0.15億円の損失)となった。半導体供給問題による得意先での減産影響は受けたものの、主要得意先の生産台数が回復した。

自動車部品事業(欧州)の売上高は前年同期比3.8%増の28.97億円、営業利益は0.11億円(前年同期は0.49億円の損失)となった。半導体供給問題による得意先での減産影響は受けたものの、主要得意先の生産台数が回復した。

セキュリティ機器事業(日本)の売上高は前年同期比11.9%増の22.86億円、営業利益は同6.2%減の1.77億円となった。前年同期に比べて住宅関連商品の売上は好調に推移したが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出自粛に伴うレジャー産業の低迷により、増収減益となった。

セキュリティ機器事業(海外)の売上高は前年同期比16.1%増の12.66億円、営業利益は同18.6%増の1.03億円となった。

2022年3月期通期の業績予想については、売上高は前期比13.4%増の540.00億円、営業利益は同84.4%増の16.00億円、経常利益は同42.8%増の15.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同344.8%増の10.00億円とする期初計画を据え置いている。



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