
今田美桜がヒロインのNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~金曜)第55話が13日に放送された。
※以下ネタばれを含みます。
あらすじは、小倉連隊に動員が下令され、嵩(北村匠海)は中国に行くことに。出発前日、班員たちが酒を飲んで盛り上がる中、嵩はひとり星を眺める八木(妻夫木聡)にこれまでの礼を伝え、八木の横顔が描かれたスケッチを渡す。何としても生きて帰りたいと言う嵩に、八木はある助言をする。それは「仲間がやられても仇を取ろうと思うな。ひきょう者になることだ」というものだった。嵩らは中国・福建省の奥地に赴く。そこで幼なじみの田川岩男(濱尾ノリタカ)らと思わぬ再会をする。そして嵩は八木に描いた似顔絵のことで、軍曹から呼び止められる。
嵩の描いた絵が、運命を変えるのか…。来週予告も放送され、さらに過酷な戦地の様子にネットでも反響があった。
X(旧ツイッター)には「たかし、大陸方面に行く。帰って来れるのか…」「井伏鱒二ファンだったのか!」「『あの時から、同じ匂いを感じた』」「『弱いものが生き残るには、卑怯者になることだ』」「日本兵だった!」「岩男も福建省に」「まさかの岩男との再会!」「謎の軍曹殿」「ええ…ここで今週終わり~?続き気になるじゃないか!」「来週ももっと辛いのか…」「え~めっちゃ気になる終わり方」「ほいたらね←これ好き」「来週、さらにキツくなりそう…」「千尋のこと覚悟してたけど、とりあえず今日じゃなかった」「うーむ…来週は戦争に次ぐ戦争の描写…そして、何か白いのがフワフワ浮いてるの、火垂るの墓…思い出した」「柳井伍長 どうなるん 八木上等兵 何したん 気になる」などとコメントが並んだ。
「あんぱん」は朝ドラ112作目で、「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。