ケアネット Research Memo(2):インターネットを活用した製薬企業向け営業支援サービスが主力
1. 会社沿革
ケアネット<2150>は医師向けの医療情報提供サービスを目的に、1996年7月に現代表取締役会長の大野元泰(おおのもとやす)氏らによって設立された。当初は衛星通信放送「スカパー!」にて「ケアネットTV・メディカルCh.®」の放送サービスを提供していたが、2000年よりインターネットを使った医師(医療従事者含む)向けの無料会員制サイト「クラブ・ケアネット」(現CareNet.com)を開設し、同サイトの会員を基盤としてインターネットを活用した製薬企業向けのサービスへと展開していった。
2000年10月にはマーケティング調査サービスを、2001年11月には現在の主力サービスとなる医薬営業支援サービスを開始し、その後の成長をけん引していくことになる。2014年以降は、更なる飛躍を目指すため国内外企業との提携も活発に進めており、既存サービスの強化を図るとともに、新規サービスの開発、育成にも注力し始めている。なお、マーケティング調査サービスは2014年12月にマクロミル<3978>との合弁で設立した(株)マクロミルケアネット(2016年12月期に株式を一部売却し、非持分法適用関連会社となる)に事業移管している。
2017年3月には取締役で最高執行責任者(COO)であった藤井勝博(ふじいかつひろ)氏が代表取締役社長兼最高執行責任者(COO)に就任している。経営体制としては従前と大きく変わらないが、代表取締役会長となった大野氏は海外案件やM&A等の対外折衝を主に担当する。
2. 事業内容
同社の事業セグメントは製薬企業向けの医薬営業支援サービスと、医師向けの医療コンテンツサービスの2つの事業で構成されている。2018年12月期第2四半期累計の事業セグメント別構成比で見ると売上高、利益ともに8割強が医薬営業支援サービスで占められており、同社の主力事業となっている。
(1) 医薬営業支援サービス
医薬営業支援サービスとは、製薬企業の営業・プロモーション活動を効率的に行うことができるように支援するサービスを言う。製薬企業は通常、MRと呼ばれる医薬情報担当者が実際に医師に面会し、様々な医薬情報を提供した上で販売している。同社の主力サービスである「MRPlus」は、インターネットを通じて医薬品情報の動画などを医師に配信すると同時に、視聴した医師とMRが情報交換を行うことができるプラットフォームであり、製薬企業の営業活動の生産性向上に寄与するサービスとなる。情報配信先の医師は、同社の「CareNet.com」の無料会員となる。このため、同会員数を拡大することが「MRPlus」の価値を高めることにつながる。国内の医師数が約32万人いる中で、登録会員数は2018年6月末時点で14.1万人と年々増加しており、カバー率は全体の約4割となっている。
「MRPlus」のサービスは、プロモーション対象となる医薬品が抱える課題によって支援の方法が異なるため、金額や契約形態は案件ごとに異なる。また、製薬企業のプロモーション活動費用は年後半に偏重する傾向にあるため、同サービスの売上高も第4四半期(10月−12月期)が最も高くなる傾向にある。なお、競合企業としてはエムスリー<2413>やメドピア<6095>が挙げられる。
(2) 医療コンテンツサービス
医療コンテンツサービスは医師・医療従事者に対して、教育コンテンツを有償で提供する事業となる。売上高の約5割は動画配信サービス「CareNeTV」(月額5千円)で占められ、有料会員数は2018年6月末時点で4,340名となっており、年間で200人程度のペースで着実な成長が続いている。残りはDVD販売・他収入となる。
「CareNeTV」で配信されている番組は、毎月10本程度の自社企画の新作番組更新を行いながら、2018年6月末時点で1,700本以上にまで拡充している。番組では、臨床の第一線で活躍する一流講師が実際の臨床で役立つ情報を分かりやすく解説しており、PCだけでなくスマートフォンやタブレット端末でも視聴が可能となっている。専門書等を使って独学で学ぶよりも効率的に最新の医学情報を習得できるため、自己学習や試験対策を目的として利用する医師数は年々増加傾向にある。医師向けの教育用コンテンツを制作する企業は少なく、同社は実績及び品質において圧倒的なポジションにあると言える。
3. 主要株主の変動について
2018年6月に同社の筆頭株主であるケアネット・イノベーション投資事業有限責任組合(以下、CNIファンド)が保有比率を従前の43.81%から28.64%に引き下げたことを発表している。CNIファンドは(株)ミレニアムパートナーズによって運営されているが、 (株)メディカルインキュベータジャパン(以下MIJ)※に運営を引き継ぎ、それに合わせてCNIファンドの出資者に対して運用部分の一部を現物株式で配分した。その影響もあり、(株)アステム、(株)バイタルネット、(株)ケーエスケー、及び同社の代表取締役会長の大野氏が2018年6月末の株主名簿上位に登場している。アステムは九州、バイタルネットは東北、ケーエスケーは近畿を主要エリアとした医薬品・医療機器卸会社で、今後も安定株主として同社株式を保有していくと見られる。
※MIJはヘルスケア領域に特化した投資ファンドの運営、及びインキュベータ事業を目的に2018年5月に設立された会社で、同社とも業務提携契約を締結している。
今後はCNIファンドとMIJを含め3者間で戦略的なパートナーシップを築き、ヘルスケア領域のベンチャー企業に対する投資を積極的に行っていく方針となっている。同社にとっては出資先のベンチャー企業の新たなアイデアや技術等の最新情報にアクセスできるようになり、有望なベンチャー企業との協業・連携を進めることで、新規事業の創出や革新的なサービスの開発につなげ、成長を加速していく考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SF>
鈴木ふみ奈、現役グラドル最多14本目カレンダー発売「20本、30本出したい」来年以降も意欲
【日本ハム】新庄監督が次々とサプライズ発表 開幕投手、開幕4番、本拠地開幕投手、抑えまで…
【日本ハム】新庄監督フライング発表したスローガンを撤回 来季は「大航海は続く」
【日本ハム】来季のエスコンFシリーズ限定ユニホーム発表「今年のと違ってかわいらしい」山崎福也
前田健太サイン会に113人大盛況「自分自身も楽しかった」 都内でファンと交流
43歳大物女優「ダンナがいるから…」3年前に沖縄移住し居酒屋経営 店にも出ている
高須克弥院長、悩める看護師に救いの手「お母様とあなたをお引き受けします」
【神戸】敗色特濃から同点弾、武藤嘉紀「これ以上に大きな勝ち点1は存在しない」V争い最終節へ
【オリックス】ドラ1富士大・麦谷祐介「プロ野球の施設はすごい」新入団12選手が球団施設見学
【巨人】社会貢献プロジェクト「G hands」活動報告 選手らが寄付金贈呈
米米CLUB元メンバー死去 石井竜也「眉間に皺なんて見たことないくらい、いつもニコニコ…」
フジ「ぽかぽか」で不適切発言が頻発、9月の高畑淳子に続き青学大・原晋監督も 局アナ謝罪対応
大谷翔平、5000万円相当の野球カード所有権返還を申し立て 元通訳の水原一平被告が無断購入
壇蜜「収入減ったなぁ」支えは夫とペットたち「ヘビ、キンカジュー、ナマズ、インコ、トカゲ…」
43歳大物女優「ダンナがいるから…」3年前に沖縄移住し居酒屋経営 店にも出ている
倖田來未が実名告白「エロかっこいい路線」に進ませた憧れの歌手「同じことしててもあかんなと」
ほんこん「不謹慎すぎる」猪口議員宅火災報道巡り一部ワイドショーに苦言「俺はひどいなと思う」
斎藤元彦知事の疑惑「連座制適用で、当選無効の可能性」三輪記子氏 「騒ぎすぎ」中野雅至氏
22歳の大谷翔平、合コン出席も女子アナとの食事も否定、行ったことがあるのは…
ドリカム吉田美和の20歳下夫、突如番組のカラオケ企画に登場し騒然!「一緒に朝ご飯を食べた」
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
“飛び降り配信”女子高生と交際のYouTuberピャスカルが大炎上「擁護できない」
前澤友作氏「全ての方向で法的措置を検討します」と警告
米米CLUB元メンバー死去 石井竜也「眉間に皺なんて見たことないくらい、いつもニコニコ…」
元SPEED、新垣仁絵(40)の現在が衝撃的すぎると話題に
千鳥ノブ、突然の背中激痛で動けなくなり病院直行「診断名」明かす「3日ぐらい動けなかった」
フジ「ぽかぽか」で不適切発言が頻発、9月の高畑淳子に続き青学大・原晋監督も 局アナ謝罪対応
鈴木ふみ奈、現役グラドル最多14本目カレンダー発売「20本、30本出したい」来年以降も意欲
【日本ハム】新庄監督が次々とサプライズ発表 開幕投手、開幕4番、本拠地開幕投手、抑えまで…
【日本ハム】新庄監督フライング発表したスローガンを撤回 来季は「大航海は続く」
【日本ハム】来季のエスコンFシリーズ限定ユニホーム発表「今年のと違ってかわいらしい」山崎福也
前田健太サイン会に113人大盛況「自分自身も楽しかった」 都内でファンと交流
高須克弥院長、悩める看護師に救いの手「お母様とあなたをお引き受けします」
43歳大物女優「ダンナがいるから…」3年前に沖縄移住し居酒屋経営 店にも出ている
【神戸】敗色特濃から同点弾、武藤嘉紀「これ以上に大きな勝ち点1は存在しない」V争い最終節へ
ハライチ澤部佑、古い携帯で「セルフ不倫」の体験を告白「23歳の知らない女と…」
【オリックス】ドラ1富士大・麦谷祐介「プロ野球の施設はすごい」新入団12選手が球団施設見学