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アクロディア---3Qは黒転、通期の上方修正も発表。「サッカー日本代表2020ヒーローズ」などが好調に推移


アクロディア<3823>は13日、2018年8月期第3四半期(17年9月~18年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比54.4%減の9.94億円、営業利益が0.75億円(前年同期は3.14億円の損失)、経常利益が0.48億円(同3.40億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.39億円(同5.82億円の損失)となった。

ソリューション事業は、プラットフォーム分野においては、安定的な収益軸のひとつである「きせかえtouch」等は堅調に推移した。携帯電話販売店の店頭デモ端末管理システム「Multi-package Installer for Android」は、当第3四半期連結累計期間において、大手キャリアの新規受注を獲得した。また、中長期的な成長を目指し、「インターホン向けIoTシステム」や「i・Ball Technical Pitch」の開発など、システム開発を基盤とした事業の拡大に向けた新たな取り組みも進めている。当第3四半期連結累計期間において、「インターホン向けIoTシステム」は、ラ・アトレ及びファイバーゲートとの3社間業務協力の覚書を締結し、「IoTリノベーションマンション開発」、「IoT不動産開発」及び「不動産をデバイスとしたIoT化の相互研究」に着手した。「i・Ball Technical Pitch」については、国内の販路拡大と海外展開に向けて積極的にアプローチを行い、海外展開の第一歩として韓国における販路を獲得した。

ビンゴ向けシステム開発については、コンテンツサービスの分野においては、複数のプラットフォームでソーシャルゲームやアプリを提供し、市場獲得に取り組んでいる。当第3四半期連結累計期間においては、サービスの選択と集中を徹底し、2011年12月のサービス開始よりコアなファンを持つ「サッカー日本代表シリーズ」を中心とした運営体制を再構築した。「サッカー日本代表2020ヒーローズ」では、世界大会に合わせた様々なイベント等を積極的に行い、新規ユーザーの獲得と利益率、継続率の向上を図っている。なお、第1四半期連結会計期間において、ゲーム関連の一部開発事業pixydaへ、連結子会社であったネクスト・セキュリティの同社保有全株式をネクスト・イットへ、それぞれ譲渡した。

サブリース事業は、年間40万人の顧客動員数を誇る 「渋谷肉横丁」においては商標権の管理を行い、「肉横丁」ブランドとして全国での展開を目指している。不動産のサブリースでは、首都圏に6店舗を展開している。

教育関連事業は、2017年8月に厚生労働大臣より労働者派遣事業許可証の交付を受け、人材の活用を視野に事業展開の準備を進めている。当第3四半期連結累計期間においては、スクール事務局を東京都新宿区の本社と同ビルへと移転し、同ビル内で3教室を開講している。

なお、2018年8月期通期の連結業績予想については、同日に上方修正を発表している。売上高が前期比43.5%減(前回予想比1.1%増)の15.03億円、営業利益が0.76億円(同47.3%増)、経常利益が0.54億円(同94.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が0.45億円(同12.9%増)としている。



<SF>

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