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RIZAPーG Research Memo(4):GOLFとENGLISHは多店舗展開を本格化


■業績動向

3. RIZAP関連事業の動向
RIZAPグループ<2928>はRIZAP関連事業としてRIZAP GOLFやRIZAP ENGLISHなどを展開しているが、今期はGOLFとENGLISHが本格成長期に入ってきた。

GOLFについては2017年11月時点で13店舗となっていたが2018年1月末時点では15店舗へとさらに店舗数が拡大した。実質的なキャパシティを左右するトレーナーの数も2018年1月時点で160人となり、3ヶ月前から20人増加した。トレーナー数の増加により1店舗当たりの売上高が増加し、店舗数の増加と相まってRIZAP GOLF事業の売上高は急拡大している。また、売上高拡大に伴い収益性も急改善を見せており、2019年3月期中の黒字化が視野に入ってきた。実際に黒字転換するかは、同社の店舗拡大計画にも左右されるが、仮に新規投資・先行投資をストップあるいは抑制すれば黒字化できるだけの体力は十分についてきたと弊社ではみている。

RIZAP ENGLISHもまた、GOLFと似た状況にある。2017年9月末に銀座店を、12月初頭に新宿御苑店をオープンさせ、今第3四半期末の店舗数は4店舗となった。トレーナーの教育拡充や新プログラムの導入によって生産性が向上し、今第3四半期(2017年10月−12月期)のトレーナー1人当たり売上高は前年同期に比べて2倍に増加した。生産性向上とセッション数の増加が相まって、1店舗当たり売上高も同期間に3.7倍へと拡大した。収益性(利益)の点でもGOLFと同様で、現状は先行投資段階(営業損失)ではあるが、売上高の順調な拡大の結果、来期には営業黒字転換も十分視野に入ってきた。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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