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NY株式:NYダウは400ドル高、大型減税案の上院可決を好感


NY株式市場はまちまちの展開で終了。ダウ平均は上院によるトランプ大統領の大型減税案可決を好感し、400.17ドル上昇。一方で、ナスダックは166.84ポイント下落した。注目は、FRBのパウエル議長が利下げには慎重と再び表明し、利下げ期待が後退したことにより相場が変動した点。ISM製造業やJOLT求人件数の結果が予想を上回ったことで成長期待が生まれ、特に耐久消費財・アパレルセクターが上昇。住宅建設会社のDRホートンやレナーは金利の先安観から上昇。アムジェンは新薬治験の好結果が評価され上昇した。ルルレモンは模倣品販売を主張しコストコを提訴し、株価が上昇する一方、コストコは下落。テスラはCEOの政府批判により下落した。

*05:48JST NY株式:NYダウは400ドル高、大型減税案の上院可決を好感 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は400.17ドル高の44494.94ドル、ナスダックは166.84ポイント安の20202.89で取引を終了した。

連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げに慎重な姿勢を再表明したため利下げ期待の後退で、寄り付き後、まちまち。長期金利の上昇に連れ、相場は売りが先行した。その後、ISM製造業やJOLT求人件数が予想を上回ると成長継続を期待した買いにダウは上昇に転じた。上院がトランプ大統領の大型減税案連邦案を可決するとダウは続伸。ナスダックは金利高やエヌビディア(NVDA)などの下落に押され、一段安となり、まちまちで終了。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。

住宅建設会社のDRホートン(DHI)やレナー(LEN)は金利先安観に伴う売上増期待に、それぞれ上昇。バイオのアムジェン(AMGN)は開発中の胃癌治療「ベマリツズマブ」を巡る第3段階目治験の良好な結果が好感され、上昇。管理医療会社のヘルスケアのユナイテッド・ヘルス(UNH)はメモリアル・スローンケタリング・がんセンターと契約を巡る問題の解決を発表し、上昇。

ヨガアパレルのルルレモン(LULU)は模倣品販売と主張し、会員制倉庫型卸売・小売り会社のコストコ(COST)を提訴し、上昇。コストコ(COST)は下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は最高経営責任者(CEO)のマスク氏が大型減税を巡り政府を批判、再び優遇措置の撤廃などが警戒され、下落。サラダレストランチェーンのスウィートグリーン(SL)は、アナリストが投資判断を引下げ下落した。

パウエル議長はトランプ政権の関税がなければ、さらに利下げしていた可能性があると述べた。


(Horiko Capital Management LLC) <ST>
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