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日経平均VIは大幅に低下、地政学リスク後退で警戒感が緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が大幅に低下し、投資家の警戒感が緩和しています。2023年10月12日の記事によると、日経VIは前日比で約11%低下しました。この背景には、トランプ米大統領がイスラエルとイランが停戦に合意したと発表したことで、中東の地政学的リスクが後退したことが挙げられます。この停戦のニュースは投資家心理を改善させ、株価が底堅く推移していることで、ボラティリティへの警戒も和らいだ模様です。日経VIは通常、日経平均株価と逆相関の関係にあり、株価の急落時に上昇しますが、今回は逆に低下し、23.77を記録しました。この変動は、今後の市場の動向を注視する中でも、一時的な安心感をもたらしています。

*14:09JST 日経平均VIは大幅に低下、地政学リスク後退で警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-2.83(低下率10.64%)の23.77と大幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は24.26、安値は23.69。

今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。日本時間の今朝、トランプ米大統領が、イスラエルとイランが「完全な停戦で合意した」と自身のSNSに投稿したことを受け、中東の地政学リスクが後退。投資家心理を上向かせた。市場では、停戦の動向を見極めたいとするムードもあるが、今日は取引期開始後も株価が底堅く推移していることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードはひとまず緩和。日経VIは昨日の水準を大幅に下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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